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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十七話 ライプチヒの熱闘その二

「遮るものは俺達が防げばだ」
「問題なしですか」
「そうだ」
 こう寿麗に話した。
「違うか」
「まあ俺達いつもそうしてますしね」
 一夏は神代の言葉に応えた。
「それならですね」
「そうだ、ではな」
「障害はですね」
「もうけないことだ」
「私達で防ぎますか」
「今度の敵はワームだったよな」
 風間はこのことを話した。
「むしろここで連中とどう戦うかを考えないか?」
「そうですね」
 氏康は風間の言葉に頷いた。
「平地で彼等とどう戦うか」
「そのことをですね」
「考えていこうか」
「そういうことですね」
「下手に障害物を作っても」
 風間は考える顔で話した。
「むしろこっちが攻撃したい時に」
「邪魔になりますね」
 こう言ったのはゆんゆんだった。
「魔法とかを使っても」
「うん、それにこっちの攻撃でね」
「障害物を吹き飛ばすこともですね」
「あるしね」
「はい、私の爆裂魔法ならです」
 めぐみんは勇んだ顔と声で出て来た。
「どんな障害物も一撃です」
「いや、それだと意味ないだろ」
 リムルが突っ込みを入れた。
「障害物を吹き飛ばしたら」
「そうですか?」
「ああ、こっちの盾になるんだからな」
「そうなりますか」
「そうだよ、しかし本当に障害物を作ってもな」
 それでもというのだ。
「俺達だったらかえって邪魔になるか吹き飛ばすな」
「邪魔なら潰せばいい」
「そうなのだ」
 ヴェルドラとミリムは大笑いして言ってきた。
「そうなると思ったらだ」
「敵ごと吹き飛ばせばいいのだ」
「やはり止めた方がいいな」 
 寿麗も言った。
「障害物は」
「あっても吹き飛ばす面子ばかりじゃ」
 目玉の親父もこのことを指摘した。
「ならない方がいいわ」
「そうだな」
「うむ、では訓練をして戦の用意をしてな」
「決戦の時になれば」
「戦うとしよう」
「それではな」 
 戦士達はライプチヒに入ってこうした話をしてそのうえでだった。
 戦の用意で食料や飲料に医薬品を用意して戦場になる場所を隅から隅まで見て訓練もしてであった。
 そのうえで決戦の時を待った、そして。
 決戦の時が来るとまずライダー達が変身してだった。
 ワームの大群を迎え撃った、天音はその彼等を見て言った。
「ワームって動き速いけれどね」
「クロックアップでな」
「けれど僕達も強くなってね」
 鬼瓦に話した。
「素早くなったからね」
「同じかそれ以上速くなるとな」
「何でもないね」
「そうだよな」
「最初はあれなんだよ」
 ガタックが言ってきた。 
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