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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~

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第八十九話 断罪王Z 対 断罪神O〈オフェンダー〉‼性格の悪い女は見た目がブ●でも心までブ●になるな!

第八十九話 断罪王Z 対 断罪神O〈オフェンダー〉‼性格の悪い女は見た目がブ●でも心までブ●になるな!
「でも、せっかく俺を殺しに来たのなら、味あわせてやるよ...お前の息子も味わった、俺の『暴力』をな...‼」
俺は俺に息子を殺された女に襲いかかる。
女は俺のありがたい啓蒙のおかげで放心状態になっていた。
「どうした!俺を殺して、俺に殺された息子を生き返らせるんじゃなかったのか!」
「それが無意味だと私に説明したのはあなたじゃない!」
俺は女の右手を掴む。
「俺はまず、俺に『死ね』と言ってきたお前の息子の右手の小指をこうしてやった...」
ポキ。
「いぎゃあああああああああああああああああああああッ!」
俺に小指を折られた女が激痛に悲鳴を上げる。
「ククク...今からお前の体でお前の息子がどうやって俺に殺されたのか再現してやるよ!」
女は涙目で俺を睨む。
「やはり、親子だな。お前の息子も内心俺に勝てないと思いつつも、俺をそういう反抗的な目で睨んできたよ、次は薬指だ」
俺は女の薬指を握り、思いっきり力を入れる。
パキポキピキィッ‼
「い、痛い...!指の骨が粉々になっていく..!ゔあああああああッ!痛い痛い!」
「ただ指の骨を折るだけじゃ面白くないからな!あれ?お前、なんで息子がいたのに薬指に指輪をはめてないんだ?」
「夫とは別れたわ...」
「なんでだよ」
「息子が死んだあと、私は夫に二人目の子どもが欲しいって言ったの...でも夫はそれを拒否した、きっともう私に女としての魅力を感じなくなったのよね、それで夫は私の前からいなくなった」
「そりゃそうなるわな、死んだ息子の代わりに、新しい子供を作ろうとするのは命に対する冒涜だ!命はガチャガチャじゃねぇんだぞ!」
「息子を殺したあなたにだけは言われたくないわ!」
「うるせぇ‼大体、死んだ人間にいつまでも捉われている湿っぽい女とセッ●スしたい男がどこにいるんだ!おめぇがそんなだから、おめぇの夫はおめぇに魅力を感じなくなって、おめぇの前から姿を消しんだ!おめぇの元夫は今頃、おめぇより若くて明るくてバカな女とセッ●スして子供作って楽しく暮らしてるんだろうなぁッ!アヒャッヒャッ!」
俺は女の右手、中指、人差し指、親指の骨を女の息子同様に素手で粉々にしてやった。
「おい、お前どうして変神の呪文を唱えない」
「だって...仮に変神して、あなたを殺して息子が生き返っても結局すべてが崩壊して消滅するって言ったのはあなたでしょ」
「そうだな、それに、お前じゃ俺には勝てない。そして俺がお前に勝ってもこの世界はいずれ崩壊して、消滅する」
「そうよ、戦いなんてもう、なんの意味もなさない。だからとっとと息子の時みたいに私を殺しなさいよ」
「そう、言われると、なんだかもう、飽きてきたな。お前を殺しても殺さなくても、結局現状は変わらず、この『世界』と『断罪王Z』という『物語』は崩壊し消滅する。それは五体の至極神の消滅も意味している。つまり、俺の願いが叶うことはもう決定している」
俺の周りを刃物を持った男女が囲む。
「これはどういうこと...私は断罪神O〈オフェンダー〉の能力はまだ発動していないというのに...!」
「じゃあ、俺の周りを囲んでいる刃物をもった奴らは全員、お前の能力が原因なんだな」
「ええ、『犯罪者』を司る断罪神O〈オフェンダー〉の能力は私の選んだ人間を犯罪者ににして自分の思うままにコントロールする能力。でも、私は自分の意思で能力を発動した覚えはないわ!」
「つまり、この『世界』と『物語』が狂気に支配されたせいで、お前の断罪神O〈オフェンダー〉の能力が暴走したってことか」
「能力の暴走...!」
「ああ、さっきも言った通り、この『断罪王Z』という『物語』は俺の放った狂気の波動のせいで狂ってしまった。つまり、この『物語』にルールはもはや存在しない」
「じゃあ、もうなにが起こるか私にもあなたにも想像がつかないってことね」
刃物を手に持った犯罪者たちが俺に向かって一斉に襲いかかってくる。
「死ねぇぇぇッ!この社会不適合者どもがぁぁぁッ‼」
『鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤鬤
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俺の放った狂気の波動の直撃を受けた犯罪者たちが両手で頭を押さえて悲鳴を上げる。
『ゔああああああああああああああああああッ‼』
『頭が!頭が痛てぇよぉぉぉぉぉッ‼』
『だ、だれか助けてくれぇぇぇぇッ‼』
『ぐああああああああああああッ‼』
「とにかく、暴走している能力の持ち主であるお前を殺せば、俺は犯罪者たちに襲われなくて済む」
「なら、とっとと私を殺してちょうだい!もう、こんな世界にいてもなんの意味もないわ!」
「意味ならあるさ、お前がこの世界にいるということは、この世界が消滅するまでお前の能力が暴走し続けるということだ。つまり、お前が生きていれば、このまま、全世界の人々がお前の暴走した能力のせいで犯罪者になる!こんなに面白いことがあるか!人類全てが理性を捨てて犯罪者になる!それは俺がかつて夢見た『暴力』が支配する世界そのものじゃないか!」
「じゃあ、私はこのままこの『物語』が終るまで死ねないってことね」
「ああ、そうだ!お前はこのまま生き続けて、犯罪者を増やし続けろ!」
この日、狂気が支配し、崩壊と消滅が約束された世界を生きる人類全てが犯罪者になった。

次回予告 第九十話 断罪王Z 対 断罪王F〈ファイナル〉‼職場で同僚にあいさつしない人間を非常識な人間だと決めつけるのはやめろ!悪口を言ってきたり、嫌がらせをしてくる同僚にあいさつしないといけないのが常識なら、それこそむしろ非常識なんだよ‼ 
 

 
後書き
次回もお楽しみに 
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