ハッピークローバー
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第三十五話 合コンに着る服その十四
「若し少しでも違うとね」
「怒るのね」
「罵って殴ってね」
「無茶苦茶ね」
「学校の先生って変な人多いから」
それでというのだ。
「そうした人もね」
「いるのね」
「そう、それでね」
富美子はさらに話していった。
「下着もよ」
「そういうの決めるの」
「女の子もそうでね」
それでというのだ。
「男の子もよ」
「下着まで言う根拠が知りたいわね」
「ないに決まってるじゃない」
富美子はまた言い切った。
「そんなの」
「ああ、やっぱり」
「先生の感情でね」
それでというのだ。
「決めてるのよ、それで機嫌がよかったらどんな下着でも何でもなくて」
「機嫌が悪かったらなのね」
「言い掛かりでもね」
それでもというのだ。
「怒って来るのよ」
「そうなのね」
「だっていい鉄は釘にならなくて」
そうしてというのだ。
「いい人はね」
「学校の先生にならないのね」
「どうしようもない人で学校の成績が悪いとチンピラになって」
そうしてというのだ。
「成績がいいとね」
「学校の先生になるの」
「他の世界じゃあまりにも酷くてやっていけない人がね」
そうしたレベルの輩がというのだ。
「学校の先生になってね」
「おかしなことするのね」
「校則だってね」
「しかも公立だと公務員よね」
かな恵はその立場を話した、私立なら違うが公立学校で勤務している教師は立場的には公務員になるのだ。
「そうそうクビにならないわね」
「そうよ、普通にやってればね」
「クビにならないでそのままね」
「どんなに無能でもね」
授業が酷くともだ。
「生徒からわからないと苦情が殺到してもね」
「クビにならないわよね」
「それで何十年やっても成長しない人でも」
生徒から授業がわからないと言われ続けてだ。
「クビにならないでね」
「そのままよね」
「どんな無能でもいられて」
公務員という立場が悪い意味で出てというのだ。
「それでね」
「そのうえでよね」
「悪事を働いてもね」
暴力行為等である。
「学校の中で隠せるから」
「ばれないのね」
「そう、生徒を殴ったり蹴ったりして」
一般企業ならこれだけで懲戒免職である、他の公務員でも同じだ。
「セクハラだってね」
「隠されてなのね」
「クビにならないからね」
富美子はこのことを話した。
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