仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百九話 歌も歌いつつその六
「ほんまにな」
「それで自分が誰かわからなかったりもなったね」
ウラタロスも言う。
「今思うと面白いね」
「いい思い出だ」
ジークも続いた。
「今ではな」
「うむ、俺にしてもだ」
デネブは楽しそうに話した。
「皆と会うのがその都度面白かった」
「この戦い色々あったけれどね」
「楽しいこともあったな」
桜井は良太郎の言葉に頷いた。
「何かとな」
「そうだったね」
「沢山の仲間が出来てだ」
「いい人達と出会えて」
「いいことも多かったな」
「本当にね」
「この出会い忘れないわ」
「何があってもね」
ハナとコハナも言うことだった。
「私達はこれからも戦うけれど」
「いい経験を沢山詰めたわ」
「いえ、まだ終わりではありません」
車掌は微笑んでこう言ってきた。
「何故ならです」
「戦いは続くからですね」
「そしてそれぞれの世界の皆さんともです」
その彼等とも、というのだ。
「永遠のお別れではありません」
「だからですね」
「それぞれの世界での戦いは終わっても」
「まだ決戦があって」
「そしてです」
そのうえでというのだ。
「お付き合いはです」
「続きますね」
「ですから」
それでというのだ。
「残念に思うことはありません」
「言われてみればそうですね」
「ですから」
車掌はさらに話した。
「これからもです」
「何かあればですね」
「一緒にです」
その時にというのだ。
「楽しんでいきましょう」
「わかりました」
「そうだ、この絆は消えない」
門矢は酒を静かに飲みつつ言った。
「俺達のこれはな」
「そうですね」
美緒は門矢のその言葉に微笑んで頷いた。
「ではこれからも」
「楽しくやっていこう」
「友達として」
「そうだ、俺達は何か」
門矢は美緒のその言葉に応えて言った。
「仲間でありだ」
「友達ですね」
「そうだ」
こう言うのだった。
「何と言ってもな」
「友達。そう言われますと」
飛龍は微笑んでユニオンの面々を見て述べた。
「敵同士であっても」
「私達もだな」
「友達ですね」
ホーネットに微笑んで述べた。
「そうなりますね」
「そうだな、重桜も一緒なら」
友達でというのだ。
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