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ハッピークローバー

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第三十五話 合コンに着る服その十一

「自然と意識が出るから」
「それでなの」
「そう、だからね」  
「勝負下着を着けることはいいの」
「そうよ、それだけでね」
 まさにというのだ。
「かなり違うからね」
「いいのね」
「そう、だから私も今日はね」
 理虹もというのだ。
「勝負下着よ」
「そうなの」
「ダークブルーのおニューね」
 一華に会心の笑みで笑って話した。
「それを着けてるの」
「そうなの」
「だから脱いでもね」
 例えそうなってもというのだ。
「かなりね」
「いけてるの」
「自信あるわよ」 
 脱いでもそうであってというのだ。
「今着ている服もだけれど」
「両方なの」
「私はオレンジよ」
 富美子はこう言った。
「結構透けてるね」
「えっ、透けてるの」
「肝心な部分はそうでないけれど」
 それでもとだ、一華に話した。
「結構派手なね」
「そうした下着なの」
「そうよ」
「私はライドブルーでハイレグ気味のよ」
 留奈も自分の下着を話した。
「おろしたてのね」
「そっちも凄いのね」
「そうなの」 
 まさにというのだ。
「勝負下着って言うならね」
「そうなるのね」
「私が今着ているのもね」
 その下着もというのだ。
「そうよ」
「そうなのね」
「見せなくても」 
 留奈もこう言った。
「やっぱりね」
「いい下着だと」
「脱いでも凄いのよってね」
 その様にというのだ。
「思えてね」
「いいのね」
「自信が出ると思うわ」
「そうなのね」
「態度に出てね」
 そうなってというのだ。
「いいと思うわ」
「成程ね」
「そう、ただね」
「ただ?」
「一華は白で」
「デザインも飾りも何もないシンプルなものよ」
「それかえってね」
 どうかとだ、一華に真剣な顔で話した。
「いいわよ」
「そうなの」
「白のシンプルなのって余計にね」
「いいのね」
「マニア心をくすぐるし清潔感もあってね」
 それでというのだ。
「いいのよ」
「そうなのね」
「だからね」
 それでというのだ。 
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