ドリトル先生のダイヤモンド婚式
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第八幕その八
「長生き出来る筈がないね」
「本当にそうだよね」
「まずはしない」
「している人は絶対に止める」
「そうしないとね」
「だから僕もしないんだ」
麻薬の方もというのです。
「絶対にね」
「それがいいね」
「本当にしたら破滅だよ」
「一体どれだけ怖いか」
「そのことを知らないとね」
「しかもお金も滅茶苦茶かかるし」
お静さんはこちらのお話もしました。
「おまけにヤクザ屋さんの資金源よ」
「そこまで悪いことが揃っているのに何でするのかな」
ダブダブは思わず首を傾げさせました。
「そんなことを」
「ギャンブルも酷いけれどね」
「こちらはもっと酷いわね」
チープサイドの家族も言います。
「ギャンブルもヤクザ屋さんの資金源になっているところあるけれど」
「裏だとね」
「けれど麻薬はもっと酷いからね」
こう言ったのはガブガブでした。
「ヤクザ屋さんの資金源としても」
「いいことなんか何一つとしてないじゃない」
「最悪の代物だよ」
オシツオサレツも言います。
「ホームズさんも実は禁断症状に苦しむことあったしね」
「コカインでね」
「禁断症状も怖いのに」
ジップもどうかというお顔になっています。
「何でやるのかな」
「理解出来ないよ」
ホワイティは実際そうでした。
「しかも今は犯罪だよ」
「いいことは何もないじゃない」
ポリネシアが見てもでした。
「それでやるなんてどうかしてるよ」
「あんなことしたら」
それこそとです。老馬は言いました。
「どれだけ駄目かね」
「ううん、考えれば考える程わからないよ」
チーチーも首を傾げさせるしかありません。
「麻薬については」
「先生がそれをしないことは正しいよ」
トートーは先生に言いました。
「というか先生がする筈がないよ」
「何をどう考えても麻薬にいいものはないよ」
先生はまた言いました。
「悪いことしかないよ」
「全くだね」
「何であんなことをするのか」
「理解出来ないよね」
「何でも凄く気持ちよくなるらしいよ」
麻薬を使えばというのです。
「その種類それぞれでね」
「いや、それでもね」
「結局は一時の快楽だし」
「それでお金使ってね」
「身体も心もボロボロになって」
「寿命まで縮まって」
「それでヤクザ屋さんを儲けさせるなんてね」
それこそというのです。
「どうしようもないよ」
「悪いことのオンパレードじゃない」
「それでそんなことしたら」
「駄目だよ」
「だから僕は自分もしないし他の人にも言うよ」
そうしているというのです。
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