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ドリトル先生のダイヤモンド婚式 

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第七幕その五

「お店に入って食べようね」
「そうしようね」
「さて、何を食べようかな」
「中華料理は色々あるけれど」
「何を食べようかな」
 皆も美味しいものを食べようと笑顔で応えます、そうして先生が入ったお店は北京料理のお店でそこで、でした。
 先生は塩ラーメンを頼み天津丼と水餃子、海老のチリソース炒めにチンジャオロースそれとお豆腐とフカヒレが入ったスープにチンジャオロースにでした。 
 羊のお肉を炒めたものに杏仁豆腐を注文しました、それで皆と一緒に食べますがここで、でした。
 先生はお豆腐とフカヒレのスープを飲んで言いました。
「このスープもいいね」
「うん、美味しいね」
「フカヒレっていいよね」
「身体にもいいっていうし」
「最高よ」
「そうだね、それとこのお店は北京料理だから」 
 こちらのお料理でというのです。
「羊料理もあるんだ」
「そうだよね」
「北京料理は羊だよね」
「そちらが有名だよね」
「だから先生も注文したんだ」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「それでラーメンもね」
「塩ラーメンだね」
「北京だから」
「それでだね」
「こちらのラーメンにしたんだね」
「そうなんだ、ちなみに中国にラーメンはないよ」 
 このお料理はというのです。
「拉麺だよ」
「そっちなんだよね」
「日本のはラーメンだからね」
「拉麺じゃないんだよね」
「そこが違うね」
「何でも明治の頃に入ってね」
 そのラーメンがというのです。
「それで独自の発展を遂げたんだ」
「そうだったんだ」
「こちらも明治の頃からなんだ」
「そこからラーメンになったんだ」
「そうなんだね」
「最初は中華そばとか支那そばとか言われてたんだ」 
 そうだったというのです。
「ちなみに支那は中国の秦がなまっての言葉だよ」
「今でも使う人いるね」
「それにシナチクとか東シナ海とか言うし」
「インドシナ半島とかもあるしね」
「そこからの言葉だね」
「関東が支那そばで」
 そう呼んでいてというのです。
「関西じゃ中華そばだったらしいよ」
「それでそれがだね」
「独自の発展を遂げて」
「今に至るんだ」
「そうなんだね」
「そうだよ、それで日本各地のラーメンが誕生して」
 そうしてというのです。
「ちゃんぽんも生まれたんだ」
「ああ、長崎ちゃんぽん」
「あれもなんだ」
「ラーメンから生まれたんだ」
「そうなんだ」
「それで長崎の中華街だと」
 ここではというのです。
「ラーメンよりもちゃんぽんなんだ」
「長崎ちゃんぽんだね」
「もう長崎だから」
「中華街でもだね」
「そうなってるんだね」
「これも日本にある中華街だからだね」
 先生は笑って言いました。 
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