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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~

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第二十三話 断罪王Σと家出美少女リサ。下ネタを言ってる男を非難・否定する女は自分たちがどういった行為によってどこから産まれたのかよく考えろ!セッ●スを否定するということは自分の存在と全ての人類の歴史を否定するのと同じである!

 
前書き
設定解説
宅間セメル 主人公。人知を超えた力、断罪王Σ〈シグマ〉の力を持つ無職。

 

 
家主を殺した他人の家のベットで爆睡ののちに目を覚まし、外に出る。
さわやかな朝でとても気分がいい。
家の前には見たことのない制服姿の美少女が体育座りをしていた。
「なによ!」
「君、なにか困っていることがあるのかい?」
「あったらなんなわけ?」
「僕が助けてあげるよ」
「どうして?」
「今の君が僕より幸せそうじゃないからさ」
僕の言葉を聞いてすぐに、その制服姿の美少女は家の中に入る。
「きゃあああああッ!」
血まみれの室内に制服姿の美少女が嬌声を上げる。
「あんたいったいここで何してたのよ」
「ああ、ここの人たちが僕より幸せそうだったから、罪を償ってもらったんです」
「殺したの?」
「ちゃんと食べました」
制服姿の美少女が急いで家から出て行こうとする。
僕は手で制服姿の美少女の腕をつかむ。
「安心してください、僕は僕よりかわいそうな人に罪を償わせようとは思いません」
「つまり、あんたより不幸な人間は殺さないってこと?」
「ひどい言い方だな、僕はただ罪人を法で裁いているだけなのに...」
「法って...?」
「ああ、僕の人生だからね、僕自身が法なんだよ」
「わかった、逃げないからその汚い手を離しなさい」
「名前は」
「離して!」
「名前を教えれくれれば離しますよ」
「リサ!」
僕はリサから手を離した。
命が惜しいのか、リサは僕に家出していることを自分から話した。
どうやら、幼いころ、父親の浮気が原因で両親が離婚してすぐに一緒に生活している父親が浮気相手と再婚、妊娠出産したのが原因らしい。
「家にいずらいのよ、お父さんも義母も私のことを遠回しに邪魔者にして、腹違いの妹のことばっかり可愛がって!」
リサちゃんのぶんだけ朝食や夕食が用意されない。
リサちゃんの洗濯物だけ洗濯してもらえない。
リサちゃんの弁当だけ作ってもらえない。
こんな生活が何年も続き、最終的には腹違いの妹の学費のために、リサちゃんだけ大学へ進学させてもらえないことが家出の決定打になったらしい。
「かわいそうな、リサちゃん。でもこのままだとリサちゃんのお父さんと義母さんと腹違いの妹の思い通りになってしまうよ」
「だったらさっさとこの家から出しなさいよ」
「でも僕から解放されてもリサちゃんがつらいのは変わらない」
「なら、アンタがあの糞親父と糞ババァと腹違いの妹を殺してくれるわけ?」
「リサちゃんはそれでいいのかい?」
「できるの?」
「ああ、話しを聞くかぎり、リサちゃんのお父さんと義母と腹違いの妹は僕より幸せそうだからね、ちゃんと罪を償ってもらわなっくっちゃね」
そして父親と義母と腹違いを食べ終えた後に理沙ちゃんが幸せになれば、今度は幸せになったリサちゃんに罪を償わせることができる。
「じゃあ、お願い」
「いいのかい、本当に?」
「ええ、アンタがあいつらを殺してくれれば、あいつらの遺産は全部私のものになる!そうすれば、大学にだって進学できる」
「じゃあ、行こうか、場所教えて」
                     *
僕はリサちゃんの指示通りにリサちゃんと一緒にリサちゃんの家に到着した。
僕は拳でリサちゃんの家の一階の窓を粉々にぶっ壊す。
「おじゃまします」
「ただいま」
リサちゃんの実家ではリサちゃんの父親が新聞を読んでいる、リサちゃんの義母とリサちゃん腹違いの妹はテレビを見ている。
「きゃああああッ!泥棒!」
リサちゃんの義母が叫ぶ。
「わぁ、とってもおいしそうだね」
「おいしそうって、テーブルには食べ物なんて一つもないじゃない!」
「あるじゃないか、おいしそうな食べ物が三つも」
「リサはともかく、貴様!いったい何者だ!」
「みなさんは今、僕より幸せそうですね?」
「なんだ...コイツ?警察呼ぶからちょっと待ってろよ!」
「無駄ですよ、警察に通報しても、きっと相手にしてもらえませんよ」
「何なのこの人!リサちゃん、あなたの知り合いなの?」
「だって僕はあなた達に罪を償ってもらうためにここに来たんですから」
「罪?罪って一体何の罪だ?」
リサが自分の父親と義母と腹違いの妹から携帯を奪い取る。
「ちょっと、リサちゃんいったい何するの!」
「そんなの決まってるでしょ!アンタ達が私より幸せそうにしてるからよ!」
「シンゴォォォォォォォォーッ!」
僕の衣服は粉々に破れ、筋肉が膨張し、皮膚を鋼鉄の装甲が覆う。
「おじさん、コレ」
断罪王Σに変神した僕にリサちゃんが携帯を三つ手渡してくる。
僕はリサちゃんにキッチンから持ってきてもらったコップをテーブルに置くと、コップのの上で携帯を三つ、右掌でバキボキに粉砕する。
もはや携帯とは呼べない、鉄のかけらがコップの中にたまっていく。
僕は断罪王Σと化した右腕を神速で伸ばしてリサちゃんの腹違いの妹の首を掴む。
「アズサ!」
どうやら、リサちゃんの腹違いの妹の名前はアズサというらしい。
「お父さん、アズサちゃんを助けたかったら、いますぐこのコップの中にお●っこしてください」
「お●っこだと!家族の前でお●っこできるわけないだろ!」
僕はアズサの首を絞める手に力を込める。
「うぐあぁぁぁぁぁぁぁッ!パパ、ママ助けてぇぇッ!」
「アズサ!わかった、お●っこするから少し待ってくれ!」
「洋楽を歌いながらお●っこしてくれるとうれしいです」
「洋楽?わ、わかった」
リサちゃんの父親が粉々になった携帯電話のかけらがたまっているコップに向かって洋楽を歌いながらお●っこする。
娘のために家族の前で洋楽を歌いながら無機物がたまっているコップに向かってお●っこする父親の姿に、リサちゃんと義母は現実から目を背けるように顔を背ける。
「お待たせしました!無機物とお●っこのミックスジュースです」
僕は人間の人体に百億パーセント害をもたらすであろうミックスジュースの入ったコップをリサちゃんの義母の前に置く。
「こ、こんなの注文してないわよ...」
僕はアズサの首を絞めている手にさっきより強い力を込める。
「うぐぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
「わ、わかったわよ!」
ゴクゴクとお腹を痛めて産んだアズサのためにリサちゃんの義母は無機物とお●っこのミックスジュースを飲む。
十秒もしないうちに無機物とお●っこのミックスジュースは血液と嘔吐物が混ざった状態でリサちゃんの義母の口から逆流してくる。
「わぁ、真っ赤だね」
「お、おじさん?」
断罪王Σとかした僕の姿、そして目の前で繰り広げられる常軌を逸した光景にリサちゃんは不安げな眼差しを僕に向けてくる。
「安心してよ、リサちゃん。ちゃんと三人ともおいしくいただくからさ」
「そんな!約束が違うじゃないか!」
リサちゃんのお父さんが叫ぶ。
「約束はちゃんと守りますよ。僕がみなさんを食べれば、みなさんは僕の中で栄養になって永遠に生き続けます。なので安心してください」
「アズサぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
断罪王Σと化した僕は伸ばして右手を縮ませて、アズサちゃんを丸ごと口に放り込む。
「パパ!ママ!まだ私死にたくない!助けてぇぇぇぇぇッ!いやぁぁぁぁぁぁぁッ!」
断罪王Σの口内から死への恐怖を訴える叫び声と歯牙がアズサの人体の肉と骨を咀嚼する音が鳴り響く。
「貴様ぁぁぁぁぁぁぁッ!」
リサちゃんの父親が冷蔵庫から取り出したビール瓶で僕に襲い掛かってくる。
それを阻止するためにリサちゃんが両手を広げて父親の前に立ちふさがる。
「お父さん!冷静になって!死にたいの?アズサもいない!もう義母さんも助からない!お母さんと仲直りして、また三人で仲良く暮らしましょう!」
「黙れぇぇぇぇぇぇぇッ!」
ビール瓶を振り上げて僕に襲いかかってくるリサちゃんの父親を僕は鋼鉄の皮膚が覆っている人差し指と中指を伸ばして両目に貫通させる。
「うごあぁぁあッ!」
指を引き抜くとリサちゃんのお父さんの両目から大量の血が噴出し、雨になってリビングを真っ赤に染める。
「リサちゃん、ごめんね。これは正当防衛だから」
「わかってるわよ!結局!お父さんは私よりアズサの方が大事だったのよ!だから、私を無視しておじさんに立ち向かっていった!」
リサちゃんはリサちゃんの父親が死ぬ瞬間に手から床に落としたビール瓶を手に持つと、血塗れの吐しゃ物を吐いてうずくまっている義母の前に立ちふさがる。
「全部、あんたが悪いのよ!あんたがお父さんを誘惑したから!こんなことになっちゃったのよ!」
リサちゃんがビール瓶で義母の頭部を何度も叩く。
リサちゃんの義母の口から痛みに苦しむ呻き声が聞こえなくなる。
リサちゃんの義母は急に全身から力が抜けてしまったかのように、両手両足を広げて床に横たわる。
「おじさん、コレ、死んじゃったから、もう食べていいよ」
「僕もさすがに無機物が混ざった人肉は食べたくないな」
「おじさん、どうしてだろう...わたし、嬉しいのに涙が止まらないよ...」
僕も証拠隠滅のために涙を流しながらリサちゃんの義母を食べた。
                   *
数日後、父親と義母と腹違いを不幸で失ったリサちゃんは母親と一緒に暮らすことになった。
僕はリサちゃんに深夜の公園に呼び出されていた。
「お母さん、再婚して子供までいたのよ、もうびっくり!」
「そっか、それはちょっと複雑だね」
「でも、義父もあの子も前の家の人たちと違って、とっても私にやさしいのよ。大学の学費をだしてくれるらしいし」
「そっか...あなたは今、僕より幸せそうですね?」
「そうね...いろいろあったけど、わたし、おじさんのおかげでこうしてお母さんとも暮らせるようになって、多分、幸せかもね」
リサちゃんはとても、おいしかったです。
「ごちそうさま」
僕はそう言い残して、深夜の公園を出た。

次回予告 第二十四話 断罪王Σと美少女会社員サユリ。大した努力しなくても年なんて誰でも取れんだよ!高齢者は自分たちが高齢者であることを盾にして若い世代を困らせてもいいことを当たり前だと思うな! 自分達が高齢者であることを盾にして若者を苦しませる悪質高齢者は無免許調理師がさばいたフグを食いながらトライアスロンでもしてろ! 
 

 
後書き
次回もお楽しみに! 
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