麗しのヴァンパイア
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第四百六十九話
第四百六十九話 使い魔達の入浴
亜美はパーティーを前にしてこれまで以上に入浴に力を入れる様になった、その彼女を見てだった。
彼女の使い魔のアルテミスとセレニティは話した。
「あの、最近ですが」
「入浴についてはですね」
「そやで、凝ってるっていうかな」
亜美は自分の使い魔達に笑顔で答えた。
「前以上に好きになったわ」
「左様ですね」
「時間もかけておられますし」
「スーパー銭湯にも興味を持たれて」
「行かれたいっと言われていますね」
「そやで、そやからな」
使い魔達にさらに話した。
「今日もシャワーやなくてな」
「湯舟ですね」
「それに入られますね」
「そうするで、お湯に入浴剤入れて」
そうもしてというのだ。
「香りもええ様にするで」
「そうされますか」
「今宵も」
「そうして身体奇麗にして身体から悪いもん出して」
そのうえでというのだ。
「香りもな」
「付けられますね」
「お身体に」
「そうするで」
こう答えた、そしてだった。
実際にそうして入った、それで上がってからまた言った。
「ええ香りする?」
「はい、とても」
「ただシャワーを浴びるよりもいいです」
「遥かに清潔になっていますし」
「よいかと」
「そやね、ほなこれからも毎日入って」
風呂にというのだ。
「身体も奇麗にして悪いもの出して」
「香りも備えられ」
「そのうえでパーティーにもですね」
「出るで」
使い魔達に笑顔で話した。
「行く前にお風呂入ってな」
「そうされますね、では」
「その時は私達も」
「自分等も入るんやね」
「そうします」
「そのうえで参加させて頂きます」
自分達もと話してだった。彼女達も亜美と共に身体を清めることにした。風呂もまた大事だと認識してのことだった。
第四百六十九話 完
2022・5・6
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