麗しのヴァンパイア
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第四百五十三話
第四百五十三話 ポニーテールは
美樹も自分の家でパーティーのことを考えていた、それで自分の両親に対して出席したいと言うとだった。
「そうか、塾の先生の主催か」
「なら問題ないわね」
両親はまずは今田先生と今日子先生への信頼を見せた。
「行ってらっしゃい」
「楽しんでくるんだぞ」
「ええ、そうしてくるわ」
美樹は両親が許してくれて笑顔になった。
「お洒落をしてね」
「ドレスはあるわ」
母が言ってきた。
「それでメイクも教えるわね」
「そうしてくれるの」
「そう、それでね」
母は娘にさらに話した。
「もう一つあるわ」
「もう一つ?」
「美樹はいつもポニーテールにしているわね」
言うのは髪型のことだった。
「そうよね」
「駄目なの?」
「下ろしてもいいわ」
「ポニーテールをほどいて」
「そうしてもね」
こう言うのだった。
「いいわよ」
「下ろすのね」
「そのことも考えてね」
「髪型を下ろすのもお洒落なの」
「そのままにしても」
ポニーテールのままでもというのだ。
「お洒落は出来るわよ」
「その時はどうするの?」
「髪の毛をまとめているゴムをね」
それをというのだ。
「ゴムじゃなくて飾りのある奇麗なリングとかにしてもよ」
「いいの」
「それで他のアクセサリーをつけてもね」
そうしてもというのだ。
「いいのよ」
「そうなの」
「そのことも考えてみてね」
「アクセサリーを着けることね」
「ブレスレットやペンダントをね」
母は具体的なアクセサリーの種類も話した。
「考えてみてね」
「ええ、今からね」
美樹は母の言葉に頷いた、そうしてパーティーの準備に入るがアクセサリーについて深く考えるものになった。
第四百五十三話 完
2022・3・13
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