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兎達の好物

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第二章

 善太が最初におからを食べました、そして他の兎達も食べますが。
「美味しいね」
「そうね」
「最初は何かって思ったけれど」
「おからも美味しいわ」
「そうだね」 
 食べてみて笑顔になりました、おからが美味しいので。
 そしておからを食べるとでした。
「体調がよくなったね」
「おからを食べるとね」 
「人参やフードを食べてもいいけれど」
「おからは特によね」
「食べると元気が出て」
「よく動けるわ」
「そうなんだ、おからは凄く身体にいいんだ」 
 善太はおからを食べた後の皆にお話しました。
「だから出た時はね」
「はい、頑張って食べます」
「そうします」
「こんなに美味しくて食べて身体がよくなら」
「これからもそうしていきます」 
 他の兎達も頷いてでした。
 おからを美味しく食べて元気になりました、その兎達を見てです。
 先生は飼育係の子供達に言いました。
「おからは兎も美味しく食べられてね」
「僕達もですか」
「食べられるんですね」
「そうよ、美味しくね」
 こうお話するのでした。
「しかも身体にいいし物凄く安いから」
「食べるといいんですね」
「そうなんですね」
「僕達が食べてもいいですね」
「美味しくて身体によくて安いから」
「そうよ、兎のご飯に久し振りに出したけれど好評だし」
 兎達にというのです。
「皆もよ」
「はい、おから食べます」
「お豆腐だけでなく」
「これからはおからも食べます」
「そうします」
「そうしていってね」
 先生はにこりと笑って言いました、そしてです。
 先生も子供達もおからを食べました、するととても安く買えてです。
「美味しいね」
「そうよね」
「しかも食べると本当に元気になるし」
「おからってとてもいいわ」 
 その素晴らしさに笑顔になるのでした、見れば兎達もでした。おからを食べてとても元気に動いていました。


兎達の好物   完


                  2022・5・19 
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