ハッピークローバー
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第十五話 夢があるからその九
「それでね」
「考えるべきね」
「それで判断しないとね」
「いるかいないか」
「それでどんな生きものかね」
「そうなるわね、そういえばあの辺り他にもそうしたお話あるのよね」
ネス湖近辺にはとだ、一華は話した。
「モラグとかいうね」
「そうしたUMAもいるよね」
「あの辺りの湖にはね」
「その話もね」
モラグなるそれのこともというのだ。
「よく調べないとね」
「そうしないと駄目よね」
「タキタロウみたいに大きな魚かも知れないし」
「海から入った大きな哺乳類かも知れないわね」
「勿論流木の場合も多いし」
こちらのというのだ。
「だからね」
「それでよね」
「よく調べる」
「それで結論を出すべきね」
「そうだよ、しかしね」
「しかし?」
「これ言ったら宇宙人もね」
こちらもというのだ。
「終わりというか宇宙は広いのに」
「それに私達もいるしね」
「地球にね、それでそう言ったら」
それならというのだ。
「どうしようもないよ」
「そうなるわね」
「否定したら」
「もうそれで終わりで」
「進歩もないよ、宇宙人がいないとしたら」
そもそもと言うのだった。
「俺達だってね」
「いないわね」
「俺達だってね」
「宇宙人よね」
「この宇宙にいるから」
だからだというのだ。
「UFOはこれからだけれど」
「宇宙に出るのは」
「けれどね」
「宇宙人よね」
「広い宇宙に地球みたいな星もあるから」
それが僅かであってもだ。
「地球人みたいな知的生命体は」
「絶対に他にもいるわ」
「それでその人達が宇宙に進出していて」
「地球にも来てるのね」
「その可能性を否定したら」
それこそというのだ。
「俺達はどうなるか」
「そうなるわね」
「そうだよ、UFOだって見間違い多いよ」
車のヘッドライトや夜間飛行中の航空機の場合が多い、他には流星であったり生きものをそう見ていたりする。
「けれどこちらもね」
「全部そうだとはね」
「言えないよ、パイロットの人達も結構見るそうだし」
実はそうだという。
「モハメド=アリだってね」
「ヘビー級チャンピオンの」
「何度も見てるそうだし」
「あの人そうだったの」
「何でもね、色々遺跡とかでもあるし」
「UFOじゃないかっていう」
「徳川家康は宇宙人見たっていう話もあるよ」
この人物もというのだ。
「駿府の自分のお城の庭に出たそうだよ」
「何かあの人妖怪見たそうね」
一華もそれはと応えた。
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