仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十話 運命の決戦~勝利のビュッフェ~その三
「そうして最後の最後までね」
「戦うことですね」
「そうだよ、戦いは続くけれど」
それでもというのだ。
「絶対に終わるからね」
「何時まで続くんだとか思わないことですね」
「そうだよ、終わらないことはないから」
絶対にというのだ。
「だからね」
「最後の最後まで、ですね」
「戦おう、スサノオが出て来るまで」
「そうしてスサノオにもですね」
「勝とうね」
「そして後で」
「食べようね」
「やっぱり食べることが大事ですね」
「そうだよ」
何といってもというのだ。
「さもないとね」
「元気が出ないですね」
「だからね」
「はい、食べていきます」
「そうしていってね」
「そうしていきます」
こうジオウに答えてだった。
戦士達は恐ろしい数で来たデストロンの大群を迎え撃った、怪人達は恐ろしいまでの数で攻めてきたが。
戦士達は数に対して個々の戦闘力と連携それに知恵で戦っていった、リマは剣を振るって怪人達を倒しつつ言った。
「うん、もうね」
「一体一体は怖くないわ」
リノが応えた。
「数は凄いけれど」
「前の戦いよりも遥かにね」
「ええ、けれど」
それでもというのだ。
「数以外はね」
「もう何でもないよ」
「そうね、それじゃあ」
「このままね」
「一緒に戦っていこう」
「そうしていきましょう」
「そうだ、これ位何でもねえだろ」
キラー=クイーンも戦いつつ言ってきた。
「今さら」
「うん、だからだね」
「しくじらない様にすることだよ」
それが大事だというのだ。
「この戦いはな」
「そうだね、けれど君ってね」
リマはキラー=クイーンの言葉に頷きつつ彼女に話した。
「口は悪いけれど凄く仲間思いだね」
「ええ、私達の前に出てくれて派手に敵を倒してくれて」
リノも言った。
「自分が軸でしかも盾になってくれるなんて」
「悪いね」
「仲間を助けるのなんて当然だろ」
これがキラー=クイーンの考えだった。
「そんなことは」
「そう言うんだ」
「そうなのね」
「俺は仲間は見捨てねえ」
こう言い切った。
「だからな」
「それでなのね」
「一緒に戦うぜ、そして何かあればな」
「その時は」
「俺が踏ん張るからな」
そうするからというのだ。
「お前等は先に逃げろ、いいな」
「いえ、それは違うわ」
リノはキラー=クイーンにこう返した。
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