仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百八十九話 それぞれの世界を越えて~絆を結ぶブイヤベース~その八
「だからまあな」
「それなりにじゃな」
「あるものはあるんだよ」
「そうであるな」
「まあどうにもならない人だと周りが幾ら優秀でも潰れるよ」
常盤の親父も語った。
「本当にね」
「そうなのね」
「ただエミリアさんは」
エミリアにも話した。
「かなり立派になれるよ」
「そうなる様にしていくわ」
「頑張ってね」
「ええ、だから私も名乗りを挙げてるから」
「そうしてくれよ」
昴はそのエミリアに言った。
「俺だってな」
「ええ、そう思ってくれるからよね」
「エミリアと一緒にいたいしな」
「いてくれるのね」
「最初に合った時からな」
「そう言う君も立派だよ」
常盤の叔父は今度は昴に声をかけた、温かい顔で。
「話は聞いたよ」
「そうですか」
「辛かった、しかし」
「俺もですね」
「やり遂げられるからね」
「はい、そうしていきます」
「是非ね」
「その心見せてもらった」
昴に門矢も言ってきた。
「だから言える」
「俺ならですか」
「出来る、何かあれば誰かを頼れ」
「そうしてですね」
「先に進め」
「そしてこの戦いの時は」
「俺達がいる」
こう昴に言うのだった。
「だからな」
「はい、やっていきます」
「それではな」
「さて、それでなんだけれど」
キャルは話が一段落したところで言った。
「これからね」
「うん、皆でだね」
「やっぱり訓練するのよね」
「そうするよ」
常盤はキャルに答えた。
「これからね」
「そうね、どんな訓練になるか」
「うん、皆で戦争みたいなね」
「そんな訓練するのね」
「これからはね」
こうキャルに話した。
「そうしたものになるよ」
「わかったわ、それじゃあ」
「その訓練をしていって」
「そのうえで強くなって」
「そしてね」
「デストロンと戦うのね」
「そうしよう」
こうキャルに話した。
「これからね」
「わかったわ、それでその訓練だけれど」
「具体的に何するか話すね」
「今から」
「うん、そうしていいよね」
「お願いするわ」
キャルは常盤の言葉に笑顔で応えた、そうしてだった。
戦士達は常盤の話を聞いてからだった。
実際に訓練をはじめた、その訓練は最早戦争と変わらなかった。それでリマも休憩時間に林檎ジュースを飲みながら目を回していた。
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