仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百八十七話 訓練と食事~素敵なカツカレー~その一
第四百八十七話 訓練と食事~素敵なカツカレー~
食事の時になったがその時にだった。
キャルは心配する顔になってあたふたとして語った。
「虫も蛙も嫌だからね」
「またそう言うのね」
アオイはそのキャルを見て言った。
「いつも言うけれど」
「だって嫌だからよ」
キャルはアオイにも言った。
「虫料理も蛙料理も」
「蛙は美味しいけれど」
ミフユは蛙についてはこう言った。
「鶏肉みたいな味で」
「しかも栄養があるし」
リンも言った。
「別に悪くないんじゃ」
「虫にしても」
ミソギは虫料理のことを話した。
「結構いけて」
「やっぱり栄養は充分よ」
ジュンが言ってきた。
「蛋白質もあって」
「だからいいんですよね」
ペコリーヌは満面の笑みだった。
「どちらを食べても」
「よくないわよ、私どっちも嫌だからね」
あくまでこう言うキャルだった。
「他の食べものにしてよね、絶対に」
「とは言ってももう出来ています」
コッコロがここで言ってきた。
「もう」
「えっ、何なのメニューは」
「カレーです」
それだというのだ。
「カツカレーです」
「そうなの」
「はい、カツカレーのお肉は豚肉です」
肉の話もした。
「ルーには人参と玉葱、ジャガイモがあります」
「普通ね」
「はい、ですから」
コッコロはキャルに微笑んで述べた。
「キャルさんもです」
「食べられるのね」
「はい」
そうだというのだ。
「安心して下さい」
「カレーならいいわ、けれど何で皆虫や蛙平気なのよ」
「結構美味しいからね」
常盤もこう言ってきた。
「だからね」
「えっ、常盤さん達も大丈夫なの」
「うん、色々な世界巡ってる中でね」
「食べてきたの」
「そうしてきたからね」
それでとだ、常盤は自分の言葉にあからさまに引くキャルに話した。表情だけでなく汗でもその引いた様子がわかる。
「だからね」
「それでなの」
「食べられるよ、蛙もね」
こちらもというのだ。
「世界によってはもっと凄いのあるしね」
「そんな食材あるの」
「うん、本当に世界によるけれど」
それでもというのだ。
「色々なもの食べるからね」
「虫や蛙もなのね」
「大丈夫だよ」
食べられるというのだ。
「俺達もね」
「そうなのね」
「というか蛙は別にいいと思うが」
明光院はこちらはというのだ。
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