仮面ライダーセイバー　信じた方へ

「ですが」
「まさかね」
「メギドだとは」
「本当にどういうことかしら」
「わかりません、ですがあまりにも数が多いです」
　見ればメギドはさらに増えていた、それで言うのだった。
「ですから」
「倫太郎も返信するのね」
「そうします、一緒に飛羽真君一緒に戦いましょう」
「そうしような」
　二人で話してだった。
　新堂は仮面ライダーブレイズに変身してセイバーと共に戦いに入った、しかし怪人達はさらに増えてきて二人が倒す傍から出て来た。
　それを受けてだった、ブレイズはセイバーに共に芽衣を護りつつ戦いながら申し出た。二人共その手にはそれぞれの剣がある。
「今すぐ他の剣士達を呼びましょう」
「ああ、どんどん出てきているからな」　
　それでとだ、セイバーは応えた。
「そうしよう」
「そうですね、では」　
　ブレイズはすぐに連絡をした、するとだった。
　富加宮賢人、尾上亮、大秦寺哲雄も来た、そして三人に続いて神代凌牙と神代玲花も来たが。
　富加宮もメギド達を見て言った。
「倫太郎が嘘を言うことはないと思っていたがな」
「それじゃあ見間違いだろと考えていたんだがな」
　尾上は苦い顔で言った。
「本当にメギドだなんてな」
「こいつ等はもう出て来る元がない筈だ」
　大秦寺はこのことを指摘した。
「それなのに何故だ」
「何かあるのは間違いない」
　神代はこう言った。
「しかしその何かがな」
「わからないですね」
「そうだ、だがわかっていることもある」
　神代は自身の槍を出しつつブレイズに答えた。
「それ今すぐこの連中を倒さねばならないということだ」
「そうですね」
　例花は兄のその言葉に頷いた。
「それでは」
「今すぐ変身して戦うぞ」
「そうしましょう」
「この数なら何とかいけるな」　
　富加宮はセイバーの横に来て彼に声をかけた。
「それならだ」
「ああ、一緒に戦おう」
「そうしよう」
　セイバーに応えてだった。
　彼は仮面ライダーエスパーダに変身し尾上は仮面ライダーバスター、大秦寺は仮面ライダースラッシュ、神代は仮面ライダーデュランダル、玲花は仮面ライダーサーベラにそれぞれ変身した。そうしてだった。
　七人になった仮面ライダーは全員で芽衣を囲んでそのうえでメギド達を迎え撃った。流石に七人だと何時の間にか五十体以上に増えていたメギド達にも有利に戦えたがそれでもメギド達はさらに出て来た。
　それでだ、バスターは苦い声を出した。
「本当にどうなっているんだ」
「数が尽きないな」
「ああ、幾ら何でもおかしいな」
　バスターはスラッシュと隣同士になって戦つつ応えた。
「これは」
「こんなことははじめてだ」
「ああ、蓮とユーリは残しておいたがな」
「蓮は武者修行から戻ったばかりだしな」
「休むことも兼ねてな」
「そうしてもらったが」
「あいつ等来るべきだったか」
　こういうのだった。
「やっぱり」
「そうかもな」
「いや、ソフィアから要請を受けた」　
　ライダー達の前に突如としてユーリが出て来た、そのうえでメギド達を見据えながらそのうえで答えた。
「今サウザンズベースはソフィアがカリバーになる用意をして守る、そして俺と蓮はだ」
「俺達も行く様に言われたんだよ」
　緋道蓮もユーリの横に来て言ってきた。