オズのラゲドー氏
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第十二幕その七
「どうしたら美味しいとか」
「蛸は完全に食べものなのね」
ポリクロームも言いました。
「そうなのね」
「何か日本みたいですね」
ナターシャはここでこう言いました。
「日本のお魚とかの図鑑ってこうなんですよ」
「どうしたお料理にしたら美味しいとだね」
「お魚とか蛸に書いてます」
ナターシャはカエルマンに答えました。
「これが」
「そうなのね」
「はい、ですから」
それでというのです。
「この水族館で」
「日本の図鑑を思い出したんだね」
「そうです」
「そういえば日系人の人蛸好きな人が多いですね」
クッキーはオズの国のこの人達のことを思い出しました。
「完全に美味しい食べものと認識していますね」
「だからお寿司なんてものもあるのね」
トロットはクッキーに笑顔で応えました。
「そうなのね、じゃあね」
「はい、最後はですね」
「お寿司を食べましょう」
こう言ってでした。
一行は水族館も楽しみました、それからも海の幸を楽しみますがその中で前ノーム王はビリーナに尋ねました。
「あんた海は好きかい?」
「嫌いじゃないわよ」
ビリーナは前ノーム王にはっきりと答えました。
「だから旅行に行くとね」
「こうしてだね」
「楽しんでいるわ」
「そうなんだね」
「私は鶏だから海の幸はあまり食べないけれどね」
「それでもだね」
「海はね」
これはというのです。
「嫌いじゃないわ、この雰囲気がね」
「いいんだ」
「そうなの、だからね」
それでというのです。
「今も楽しんでいるわ」
「そうなんだね」
「そうよ、それであんたは随分と」
「海が好きになったよ」
「そうよね」
「こうしてね」
まさにというのです。
「海を見て海の幸を食べていると」
「最高の気分ね」
「そうなっているよ、またこうしてね」
「海に来たいのね」
「今回は港町だけれど」
それでもというのです。
「南国の方のね」
「南国の海ね」
「トロピカルな感じも」
それもというのです。
「いいと思うからね」
「確かにね」
ポリクロームが言ってきました、皆今はホテルの中にいます。今のお部屋は和風で皆浴衣姿で畳のお部屋にいます。
「そちらもいいわね」
「そうだね」
「フルーツを食べて暑い日差しの中で泳いでね」
「日光浴を楽しむ」
「それもいいと思うわ」
「そうだね」
「港町には港町の楽しみ方があって」
そしてというのです。
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