| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドラゴンボールZ~孫悟空の娘~

作者:setuna
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第28話

 
前書き
サイヤ人って基本的に対人関係が素っ気ないので、悟林もそんな感じです。 

 
悟飯と未来悟飯も精神と時の部屋を出て、これ以上の劇的な伸びは見込めないと判断してパオズ山の自宅に向かったのだが。

「うわーん!悟空さや悟林ちゃんに続いて悟飯ちゃんまで不良になっちまっただーっ!!おまけに今までの服が入らなくなっちまっただよーっ!!」

「はは…やっぱり超サイヤ人は不良扱いなのか…」

超サイヤ人の状態で帰宅したために悟飯の金髪やら体格の変化による服の一新やらで号泣された。

「よお、おめえ達。お帰り」

「あ…た、ただいま…父さん」

「ただいま、お父さん」

未来悟飯は一瞬戸惑いながら、悟飯はすぐにしっかりと返事を返した。

「やっほー、ダブル悟飯。修行終わらせてきたんだね…分かるよ、2人のレベルが大きく上がったのが」

「俺達も部屋で限界まで鍛えてきたんだ。残りの時間はここで修行しながらベストな状態で挑もうと思って」

「そうか、おめえ達も相当腕を上げたみてえだな」

見ただけで分かる。

精神と時の部屋での修行で2人の潜在能力が解放され始めていることに。

悟林と潜在能力は同じくらいだが、それ以上に高い爆発力を発揮する悟飯。

もし、今の悟飯が怒りでその潜在能力を解放したらどうなるのか…少しの興味が湧いたものの、すぐにその考えは止めた。

悟飯は実力があっても性格的な問題があるので、悟林に任せた方が良いだろう。

「やっほー、ダブル悟飯。良いタイミングで来たね。これから畑仕事するけどダブル悟飯はどうする?家でのんびりする?」

「ああ、手伝うよ…手伝わせて欲しいな…」

「こっちの悟飯ちゃんは勉強するだ」

「は、はい」

悟飯以外は畑仕事に向かい、未来悟飯は久しぶりの畑作業に懐かしそうに手を動かしていた。

「未来じゃしてないの?」

未来悟飯の表情を見て、未来ではこの畑はないのだろうか?

「ああ、みんなが死んでからずっと人造人間と闘っていたし、母さんだけじゃ全ての畑の管理なんか出来ないからほとんどの畑が荒れ放題だよ…人造人間を倒したらパオズ山に戻って母さんと一緒に畑を元に戻そうと思う。未来の地球に必要なのは食料だし、それに…家族みんなで一緒に作った畑だから」

「そっか…学者…諦めちゃったのか…よし、可愛い弟のために野菜の種とかたくさんあげるよ。この時代の野菜も果物もお裾分けしないとね」

未来の環境では学者よりもこういう食べ物を生産する仕事の方がずっと良いだろう。

夢を諦めることになった弟のために色々渡す物を考えないといけない。

「よーし、おめえ達。今日はこれくれえでいいだろ。帰ろうぜ」

「はい」

「うん!あ、ちょっと待って!お父さん、何か入れ物ない!?」

木に登って木に生っている果実を採る。

それは悟林とチチが好んで食べているパオズ山でしか採れない果実であった。

未来の地球では環境の劇的な変化により、採れなくなってしまったが。

「おっ!パオズザウルスじゃねえか!チチに唐揚げにしてもらおうぜ!」

近くで暴れているパオズ山にしか生息していない恐竜を発見し、悟空は早速狩りに向かおうとする。

「じゃあ、私は七色イボガエルと百足鰻を探してくるよ。パオズヤモリもね。今夜は御馳走だよ悟飯。私とお母さんが腕によりをかけて作るから期待しててね。でっかい悟飯は悟飯の相手をしてて」

「分かったよ…夕飯楽しみにしてる」

未来悟飯は自宅に戻るとかつての自分の部屋…この部屋の主である悟飯の勉強を見ていた。

「随分難しい問題をやってるんだな」

「未来の僕もやっていたでしょ?」

「…いや、この問題をやる前に人造人間が現れて…そこからずっと闘っていたからやってないんだ……君に押し付けるつもりはないけど、俺も学者になりたかった。だから頑張ってくれ」

「…はい!」

未来悟飯からの応援に悟飯はより真剣に勉強に没頭した。

「(何だか悟飯ちゃんの兄ちゃんが出来たみたいだべ…)悟飯ちゃん達ー。おやつだぞー」

「「はい」」

おやつの中華まんを食べながら悟飯は勉強に、未来悟飯は懐かしそうに過去の自分を見つめていた。

「おー、チチの中華まんじゃねえか」

「お母さん、私達の分はー?」

「ちゃんとおめえ達の分も用意してるだよ」

犬並みの嗅覚である悟空と悟林に嗅ぎ付けられたことにチチは苦笑しながら部屋を出た。

そして今夜の夕食は本当に豪華だった。

パオズザウルスと七色イボガエルの唐揚げ。

百足鰻のスープ。

パオズヤモリの姿焼き。

人によってはゲテモノだが、これはパオズ山でしか採れない食材で2人の料理の腕もあってとても絶品なのである。

「「頂きまーす!!」」

手始めに悟空と未来悟飯がパオズザウルスの唐揚げを同時に頬張ると一気に米を掻き込む。

掻き込み方や食いっぷりが悟空に似ているものだから2人を除いた全員が笑ってしまい、2人は口の中の物を飲み込むと不思議そうに家族を見渡していた。

「明日は魚を捕ってくるから」

「オラと悟飯達とおめえだからでけえのを4匹捕らねえとな」

「あ、僕も手伝います」

「俺も手伝いますよ父さん」

「あれー?魚にビビってお父さんの後ろに隠れてた悟飯ちゃん達に捕れるかなー?お姉ちゃん心配だなー?流されたり溺れたりしないように近くで見ていてあげようか?何なら一緒に潜ってあげてもいいよ?」

今よりもっと幼い頃の悟飯は当時の自分でも足が着く小川にすら怖がっていたのを思い出した悟林は弟達をからかい、そんな姉の言葉にムッとなる悟飯と未来悟飯。

「ぼ、僕が本気になったらお姉ちゃんよりずっと早く捕れるよ!」

「子供の頃と同じだと思ってたら痛い目に遭うよ姉さん?」

「ほほう、それは楽しみだねえ。悟飯ちゃん達の成長をお姉ちゃんが見てあげようか」

今日は姉弟で雑魚寝をし、未来悟飯は久しぶりの両親や姉の気配に安堵しながら眠りについた。

「…寝たか?」

「ぐっすりだよ…」

悟空とチチは眠っている娘達をこっそりと見つめると互いに見合わせて笑った。

セルゲームが始まるまでは普通の家族として過ごせれば良いと思っている。

リビングに行き、チチが出してくれた茶を啜る悟空。

「なあ、近いうちにみんなで出掛けようぜ。」

「修行しねえだか?」

「ああ、オラ達は限界まで鍛えてきたしな。ゆっくり休んで万全の状態で挑むさ」

「それでセルに勝てるだか?」

「大丈夫だ…ちゃんと勝算はある。最初はオラが闘って…全てを悟林に託すさ」

「悟林ちゃんに…?まだあの子は子供だぞ!?」

まだ9歳の悟林に世界の命運という重い物を背負わせようとする悟空にチチは声を荒げた。

「…落ち着いて聞いてくれチチ。悟林はな…オラを超えちまったんだ」

「は?悟空さ…つまらねえ冗談は…」

確かに悟空以上に鍛えてくれと言ったが、意気込みの意味合いが大きかったチチからすれば、悟空の半分も生きていない娘が悟空を超えたとは信じられなかったが、悟空の心底嬉しそうな表情に真実だと気付かされた。

「凄かったんだぜチチ、悟林が超サイヤ人を超えた姿になってよ。とんでもねえパワーだった。今のオラじゃ逆立ちしたって敵わねえ。ちょっと前まで…あんなに小さかったのによお…」

穏やかに笑う悟空の脳裏には修行をねだっていた今よりももっと幼い娘の姿が過ぎっているのだろう。

「悟空さ…」

「なあチチ。オラも何時か悟林がオラを超えると思ってた。でもあの歳で超えられちまった…子供ってよ、でかくなるの早えな…悟飯もそうだ。昔は小せえ川にも怖がってぴーぴー泣いて悟林に無理やり引き摺り込まれてよ。覚えてっか?」

「覚えてるに決まってるべ、流石にあれはオラも格好つかねえなと思っちまっただ。」

流石に悟飯を溺愛していたチチも保護者同伴で小川に怖がるのは呆れるしかなかった。

“大丈夫だって、流されねえよ悟飯。ほら、姉ちゃんと遊んでこいよ”

“いやだ!こわいよ~!”

“悟飯ちゃん、こんな小せえ川で怖えなんて格好つかねえべ…”

“ごはーん!はやくはいりなよー!さかながいっぱいだよー!”

“わっ!?わ~っ!!”

2人の脳裏に小川で遊んだ4歳の頃の双子の姿が過ぎる。

「それが今じゃでけえ川に飛び込んで魚を捕ったり、猪を捕ってくるんだぜ?でかくなったよなー」

「んだ、子供はすぐに大きくなるだよ。そして何時かオラ達の所から離れちまう…」

「どんなにでかくなったって悟林と悟飯はオラ達の子供だぞ。」

「だな………明日のお弁当は何にするだか…」

「オラ肉まんが良いぞ。」

「じゃあ、肉まんと…悟林ちゃんの好物の餡まんも用意しねえといけねえな…」

明日の弁当を考えるチチに、悟空はどこに連れて行くかと悩み始めるのであった。

そして翌日、悟空の運転で湖の近くにシートを敷き、チチは弁当の用意をしていた。

「捕まえたーっ!どうだ悟飯!」

「僕も大きいの捕まえたよ!」

「俺も負けてないぞ!」

「これならオラ達のでけえ胃袋でも大丈夫だな」

サイヤ人4人分と言うことで、足りない分を補うために湖の魚を捕獲した。

「むう、まさかダブル悟飯に負けるとはね」

「「へへ」」

4人が捕獲したのは相当な大型で、悟飯と未来悟飯の魚の方が大きかった。

悟林は早速近くの木を4本切って串代わりにする。

「はっ!」

そして悟林が気功波で適度に焼くと魚の香ばしい匂いが食欲を刺激する。

「悟空さー!魚が焼けたならお弁当にするだぞー!」

「うほーっ!美味そうだなー」

「最近ちょっと贅沢過ぎる気もしなくはないけど、でっかい悟飯は未来に帰ったらたくさん食べられないし、この時代で思いっきり食べなさい」

「ありがとう姉さん。これ、母さんの分です」

小さく切った魚の切り身を差し出す未来悟飯にチチは有り難く受け取った。

「ありがとな未来の悟飯ちゃん」

「それじゃあ、頂きまーす!」

「「「頂きまーす!」」」

悟林の言葉を合図に悟空と2人の悟飯も弁当と魚にありつく。

姉の魚の焼き加減も絶妙で加減を間違えて炭にしてしまう自分達とは違う。

「おめえ達、食べる時ぐらい超サイヤ人は止めてけれよ」

不満を言いながらチチも自分の分を取って食べ始める。

「お母さん、今日の夕飯は私が作るからお母さんはゆっくりしていいよ」

「そうだか?じゃあお言葉に甘えるべ」

「……ね、ねえみんな…やっぱりもう少し修行した方が…」

穏やかな時間が過ぎていくが、やはり不安なのか悟飯は下界での修行をもう少し厳しくした方が良いのではと思ってしまう。

「大丈夫だって、おめえ達もオラ達と同じくれえ限界まで鍛えたんだろ?無理して修行してもこれ以上は一気に強くなれねえぞ」

「ただ闇雲に修行しても駄目だよ。メリハリは必要だし、休む時はしっかり休むの」

「で、でも…」

2人の言葉に悟飯は不安そうな顔のままだが、未来悟飯は頬張っていた魚の肉を飲み込むと過去の自分に微笑む。

「君の不安は分かる。でも、部屋の中でも言ったろ?無理して体を壊してセルと闘えないなんて笑えないって。それにこれだって大事な修行だぞ?」

「え?これが?」

ピクニックが修行であることに悟飯は不思議そうに未来悟飯を見つめる。

「そう、父さんの師匠が亀仙人様なのは知ってるだろ?亀仙流の教えに“良く動き、良く学び、良く遊び、良く食べて、良く休む”というのがあるんだ。日々を楽しく過ごすのも修行の1つだってね。こうやって体だけじゃなくて心の調子を整えておくのも大事なことさ。少しでも精神的に余裕があるだけでも闘いは全然違う。大丈夫さ、俺達は限界まで鍛えたんだ。今の俺達に出来ることはセルとの闘いで心身共に万全の状態で挑むだけだ。」

「…はい、分かりました」

納得してくれたのか悟飯もチチの弁当を食べ始める。

家族の時間を満喫した孫家は悟空の運転する車で買い物をしようとしていたが、やはりと言うかほとんどの店が休みである。

「どの店もやってないねえ」

「ああ、みんな休みだ。」

「仕方ないですよ、後7日で死んでしまうかもしれないと思うと誰も働く気はしないでしょう。」

悟林と悟空が閉まっている店を見ながら呟き、未来悟飯も閉まっている店を見ながら言う。

店を出しているのは老人達が堂々と経営している店だけであり、やはり年季が違うのだろう。

若者は大量の荷物を持って山に向かったりしている。

恐らく隠れようとしているのだろう。

「セルがその気になったら隠れても無駄じゃねえか?」

「まあ、普通の人は気なんて分かんねえから仕方ねえべ?」

悟空の言葉にチチがそう返すとラジオからニュースが流れてきた。

『番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします』

「臨時ニュースだって」

「お父さん、聞いてみましょう」

「そうだな」

双子の言葉に頷いて悟空は車を一時停車させる。

『セルと名乗る怪物を倒すべく、28KSの5地点に向かった王立防衛軍ですが、間もなく攻撃が始まる模様です』

「何っ!?ば、馬鹿!!何考えてんだ!!無駄に殺されるだけだって分かんねえのか!!」

思わずラジオに向かって叫ぶ悟空。

「行っても返り討ちにされるだけって分からないのかな…?」

「彼らは普通の人間だ…気なんて分からないから相手の強さが分からない…」

王国防衛軍…一般の人々はセルが爆撃や銃撃で倒せると本気で思っているのだ。

人は撃たれれば致命傷を負うが、それは常人の世界の話であって、セルや自分達のような、超人クラスの強さを持つ者には意味がないことに気付かないのだ。

『物凄い一斉攻撃が始まりました!こっ、この轟音をお聞き下さい!す…凄まじい攻撃です。まだ、まだ続いています!これほどまでの攻撃をまともに受けては、とっくに肉片すら残っていないでしょう!』

「に…逃げろ…早く…」

轟音が続いたが、しばらくして攻撃が止んだ。

しかし結果は言うまでもなく残酷な結果となる。

『しっ、信じられません!!生きています!!セ、セルは…まるで、な…何事もなかったかのように……』

一際でかい轟音が聞こえた。

それからは何も聞こえない。

セルによって放送していたクルーも軍隊ごと消し飛ばされてしまったのだ。

「ち…畜生…」

ラジオを切ると悟空は未来悟飯に振り返る。

「未来の悟飯、母さん達を連れて家に帰ってくれねえか?オラはピッコロに用事が出来た」

「…分かりました。父さん、気をつけて下さい」

未来悟飯に運転を任せて悟空はピッコロのいる天界に瞬間移動で向かう。

「な…なあ…ピッコロに用事って…何だべ?」

「さあね、お父さんには何かの考えがあるんじゃないかな?ねえ、でっかい悟飯。車の運転出来る?パオズ山の近くの村で買い物しようよ」

「勿論、未来のブルマさんに厳しく手解きを受けたからね」

「ブルマさん直伝って…お母さん!お姉ちゃん!しっかり捕まって…」

「「うわああああ!?」」

悟飯が言い終わる前に未来悟飯がアクセルを踏み、車を動かす。

安全運転であった悟空とは正反対でとても荒い運転であり、悟林とチチの悲鳴が響き渡った。

パオズ山付近の山村に着いた頃には悟林もチチも酔ってしまい、顔色が真っ青になっていた。

「だ、大丈夫?お姉ちゃん?」

「これが大丈夫に見える…?」

フラフラになりながら店に入って買い物を済ませる。

「おばちゃん、これ下さーい」

酔いを紛らわせるためのお茶を数本買うとテレビの方に視線が向いた。

テレビに映っているアフロの男が何やかんや言っている。

「何あれ?」

「ミスター・サタンって言う格闘技の世界チャンピオンらしいよ。前にテレビに出てた」

「格闘技の世界チャンピオン?」

修行にのめり込んで世間に疎い悟林に悟飯は苦笑した。

店主の老婆も苦笑しながら双子にお菓子をおまけでくれた。

「世界チャンピオンだから確かに強いと思うんだけどあたしはミスター・サタンが出たくらいであの化け物が止まるとは思えないんだよねえ…はっきり言って悟林ちゃんと悟飯君のお父さんの方が強そうだしねえ…ところでお父さん髪切ったのかい?似合ってるじゃないか」

「「え!?あ、ははは…」」

まさか悟飯の未来の姿とは言えないので苦笑いするだけにした。

「それにしてもミスター・サタンさんね…あれが世間で普通の強い人なのかな?」

「世間一般じゃそうだべ」

店を出て近くのベンチに座り、悟林からお茶を貰って啜るチチ。

「正直お母さんの方が強そうなんだけど」

「そりゃあオラはおっ父の娘で亀仙流の修行をしたんだから当然だべ」

牛魔王の娘で亀仙流のハードな修行をこなせる時点でチチは普通の地球人としてはクリリンやヤムチャ、亀仙人を除けば間違いなくトップクラスだろう。

「…出来ればジッとしていて欲しいんだけどな…」

「未来の僕?どうしたんですか?」

複雑そうにテレビに映るサタンを見つめる未来悟飯。

そんな未来悟飯を悟飯は不思議そうに見上げた。

「あ、いや…何でもない」

「それにしてもあの人、本気でセルゲームに出るつもりなんでしょうか?止めた方が…」

見ていて痛いが、やはり放っておけないのか悟飯が言う。

「いや、無理でしょ。絶対に説明しても聞かないタイプだよ」

悟飯の呟きを悟林が断言して返すと複雑そうにテレビを見つめた。

家に戻ると悟空が帰ってきてナメック星人のデンデが地球の神様になってくれるらしいとのこと。

悟飯と未来悟飯が連れて行かれ、悟空に悟林もどうだと聞かれたが、別にデンデとは悟飯ほど親しくはないので悟林はブルマにドラゴンレーダーを借りて復活したドラゴンボールを回収しに向かったのであった。 
 

 
後書き
悟空は5年も原作では仲間と会っていなかったから、サイヤ人は基本的に自分から用がなければ会いに来ないんだろうな… 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧