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ハッピークローバー

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第六話 中間テストその十二

「何といっても」
「そうよね、じゃあ今度皆でジンギスカン鍋でも食べる?」
「今度勉強会したら」
「安いしね、ネット通販で買って」
 そうしてというのだ。
「食べる?」
「いいわね、じゃあね」
「今度はね」
「羊も検討する」
「そういうことでね」
「と言うか安いなら」
 それならとだ、理虹は話した。
「大きいわよね」
「それが一番よね」
「ええ、安くて量が多い」
 理虹は富美子にあさらに話した。
「このことがね」
「大きいわよね」
「私達学生だしね」
「お金ないしね」
「アルバイトもしてるけれど」 
 それでもというのだ。
「学生だとね」
「あまりね」
「お金ないから」
「もう安いかどうか」
「それ重要ね」
「このお野菜だってね」
 留奈は鍋の中から人参等を箸で取りつつ言った。
「スーパーの半額のだしね」
「そんなのだから」
「安くしてるし」
「もう安いかどうか」
「それが一番重要よね」
「何といっても」
 富美子は留奈の言葉にも頷いた。
「だったら今度勉強会して」
「その後で何か食べるなら」
「安いかどうか」
「羊肉もその中に入れて」
「それで考えていくといいわね」
「そうよね、安い」
 留奈はまた言った。
「このこと重要よ」
「本当にそうね」
「もう何よりも」
 まさにというのだ。
「大事よね」
「それがどうか」
「それで決めないとね」
「お金はね」
 このことはというのだ。
「もうね」
「一番大事だからね」
「そこから考えて」
「ものを買わないとね」
「無駄遣いしたら」
 一華はここでこう言った。
「もうね」
「そう、お金なんてね」
「あっという間になくなるわね」
「そういうものだからね」
 金はというのだ。
「安いかどうか」
「そこから考えないとね」
「そうよね、食べるにしても」
「このラーメン鍋もそうだしね」
「安くて栄養があって美味しい」
「それでこのお料理にしたし」
「そう、安いって正義よね」
 かな恵が笑って言った。
「そこから考えて」
「味と栄養もね」
「そう、じゃあ食べ終わったらね」 
 それからのこともだ、かな恵は話した。
「後片付けして」
「そうしてからね」
「解散しよう、それでテストもね」
「頑張ることね」
「そうしていこうね」
 かな恵は笑顔で言った、そうしてだった。
 五人はかな恵が言った通りに食べ終わると後片付けをしてだった。そうして解散した。後はそれぞれの家の帰ってぐっすりと寝た。睡眠も大事だと思っているからこそ。


第六話   完


                 2021・9・15 
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