八条学園騒動記
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第六百二十九話 草原の観光その十
「そうしてね」
「大統領になるの」
「本当は中央政府大統領って年齢制限あるわね」
「連合に産まれるか入って三十五年ね」
「だから最低でも三十五歳にならないと駄目だけれど」
立候補も出来ないのだ。
「けれどね」
「それでもなのね」
「その年齢制限を何なくクリアーして」
「何なくなの」
「それで大統領選に出て」
「当選ね」
「圧倒的なカリスマ性を発揮して」
そうしてというのだ。
「チンギス様だから」
「チンギスさんだからなの」
「そう、カリスマ性も凄くて」
そしてというのだ。
「それで政治もね」
「凄いのね」
「連合をあっという間に一つにして」
雑多とナンもコゼットも言うこの国をだ。
「それで百億の敵をね」
「拳一撃で消し飛ばして」
「戦いも終わらせるの」
「それが一期で」
「二期はね」
この時はというのだ。
「今言った通りね」
「敵の女帝となのね」
「戦って」
「ヒロインに加えるの」
「ちなみにエウロパは」
連合の敵であるこの国はというと。
「ついでみたいにね」
「やっつけたの」
「そうだったの」
そうなったというのだ。
「エウロパは攻略したって文章が出て」
「それでなの」
「終わったの」
「そうなのね」
「マウリアやサハラはスルーで」
この二国はというのだ。
「それでなの」
「エウロパは一文でなのね」
「終わって」
そしてというのだ。
「ヒロインもね」
「出るの?このお話の感じだと」
「出ないわ」
はっきりと言い切った。
「エウロパからはね」
「そうなの」
「一文で攻略されて」
文章のそれでというのだ。
「それでね」
「終わって」
「ヒロインもね」
「出ないのね」
「モブキャラすらね」
そうしたポジションのキャラもというのだ。
「出ないのよ」
「究極のディスりね」
「それも話題になってるな」
「製作スタッフよっぽどエウロパ嫌いだったのね」
コゼットはこう考えた。
「それでなのね」
「多分そのせいでね」
「一文で終わらせたのね」
「そうなの、兎に角強くてね」
その主人公がというのだ。
「どんどんお話が進むの」
「展開速いの」
「一話は高校生で」
その時でというのだ。
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