仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百六十七話 【集結】集まった戦士達その十
「今はここにいます」
「加賀です」
銀の短く揃えた髪にアイスブルーの目のクールな顔立ちの女。白と青のスカートの様な着物、狐耳と九尾が目立つ。
「一航戦所属です」
「赤城です」
黒い狐耳の長い髪のクールな赤い目の少女、白と赤のスカートの様な着物で九尾を持っている。妖しい感じに満ちている。
「私もまた一航戦です」
「これがグロンギと戦う重桜の顔触れよ」
長門が言ってきた。
「宜しく」
「凄い数だね」
五代はここまで聞いて言った。
「本当に」
「事実重桜の人が一番多いですね」
ニーメが話した。
「私達の中では」
「そみたいだね」
「そして主力にもです」
それにもというのだ。
「なっています」
「そうなんだね」
「はい、皆さんもおられて」
そうしてというのだ。
「今は一緒に戦っています」
「恰好いい人達ね」
赤城は五代達を見て妖しく笑って言った。
「それに随分とね」
「うむ、戦いを経てこられたな」
加賀が応えた。
「この人達は」
「そうね」
加賀は赤城のその言葉に頷いた。
「私達よりもな」
「一体どういった戦いを経て来たのか」
赤城はさらに言った。
「これから聞かせてくれますか」
「うん、君達のこともね」
五代は赤城に応えて言葉を返した。
「よかったらね」
「これで全員揃ったし」
ホーネットも言ってきた。
「お互いにね」
「お話をしようね」
「そうしような」
ホーネットは五代に笑顔で応えた、そうしてだった。
戦士達はお互いのことを話した、その後でだった。
エンタープライズはこう言った。
「恐ろしい神だが」
「何かこう、ですね」
ベルファストが応えた。
「世界に対して何をするか」
「そんなことはないな」
「そうですね」
「最初はそうした考えだったけれどな」
おやっさんも話した。
「それがな」
「変わりましたね」
「そうなんだよ」
こうベルファストに答えた。
「仮面ライダー一号、二号と戦ってな」
「人間に興味を持って」
「そうしてな」
そのうえでというのだ。
「楽しみを変えたんだよ」
「今ではですね」
「世界征服じゃなくてな」
その考えを捨ててというのだ。
「そのうえでだよ」
「人間と戦う」
「そのことを楽しむ様になったんだ」
「そうなのですね」
「今のスサノオはそうだよ」
「だからこの世界もですね」
「征服したり滅ぼそうとしたりなんて」
そうしたことはというのだ。
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