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イベリス

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第十二話 四月を過ごしてその二

「もうそうしたことにはね」
「興味があって仕方ない」
「そんな年代でしょ」
「十代ってもうそうした感情が一番高いから」
「男の子はね」
「そんな子達の前であんな格好で出たら」
 それこそというのだ。
「もうね」
「大変よ」
「冗談抜きで性犯罪よ」
「それ起こるわよ」
「何処でもね」
「学校の先生だってね」
 あるクラスメイトが言った。
「危ないわよ」
「ああ、そうよね」
「学校の先生ってそうしたお話多いわよね」
「これがね」
「だからよね」
「密かに連れ込んだり脅したり」
「そうしてね」
 それでというのだ。
「もうね」
「何かされても隠蔽されてね」
「その先生はお咎めなし」
「ブルマ姿の女子校生に何かしても」
「高校生でも中学生でもね」
「挙句は小学生にも」
 まさに何をしてもというのだ。
「おかしくないわよ」
「学校の先生変な人多いし」
「犯罪率滅茶苦茶高いっていうし」
「性犯罪もみたいだし」
 それでというのだ。
「生徒より危ないかも」
「その可能性あるわね」
「それもかなり高いわよ」
「そうだったらね」
「ブルマなんてね」
「穿いたら大変よね」
「私達どうなるか」
「それにブルマって」
 咲はここでまた言った。
「ちょっと動けばはみ出るわね」
「ああ、下着が」
「それすぐになるわね」
「デザイン的にね」
「下着重ね穿きしてる様なものだから」
「すぐにそうなるわね」
 クラスメイト達も話した。
「それも普通に」
「そうなるわね」
「そうならない方がおかしいわね」
「実際によくなったでしょうね」
「下着はみ出るなんて」
「半ズボンやスパッツならないけれど」
 どちらもデザイン的にというのだ。
「それでもね」
「ブルマはなるわね」
「そうでなくてもお尻出たりとか」
「恥ずかしいことになるわね」
「そうよね」
「まあ下着のラインはね」
 咲はこのことも話した。
「これはね」
「半ズボンでもスパッツでも出るわね」
「ジャージでもね」
「油断したらね」
「すぐに出るのよね」
「これがね」
「そう、けれどね」
 それでもとだ、咲はさらに話した。 
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