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八条学園騒動記

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第六百十六話 いい鉄は釘にはならないがその四

「そうしています、自転車でも六〇〇キロカロリー消費しますと」
「大きいですよね」
「足腰も鍛えられますし」
「そして汗もかきます」
「新陳代謝もよくなります」
「そうなりますから」
 だからだというのだ。
「私もです」
「ジムで、ですね」
「お身体を動かされてますか」
「最近は」
「時間を見て。そして出来る限り毎日です」
 さぼったりせずにというのだ。
「身体を動かしています」
「それはいいですね」
「では健康ですね」
「体力も落ちていませんね」
「そう思います、若し運動しないと」
 そうしてしまうと、というのだ。
「よくないですから」
「はい、今お話している通りに」
「本当によくないですね」
「だからこそですね」
「私達もジムに通ったりした方がいいですね」
「この学園の関係者ならジムもグラウンドもプールも使えます」
 各施設がというのだ。
「テニスコートも」
「それも無料で」
「そうですね」
「ですから」
 そうした施設が充実しているからだというのだ。
「私達教師もです」
「そうしたところで、ですね」
「身体を動かしてですね」
「運動不足を解消して」
「それで体力もつけることですね」
「体力がないと」
 どうしてもというのだ。
「何も出来ませんからね」
「そうなんですよね」
「人間やっぱり体力ですよね」
「最後はそうですよね」
「体力がものを言いますよね」
「健康と」
「健康と体力がないと」
 マリアは心から思って言った。
「本当に駄目ですよね」
「何もなりません」
「何か出来るということはないです」
「そうですよね」
「ですから」
 それでというのだ。
「私もやる様にしています」
「そうですか、ならですね」
「私達もやってみます」
「さもないと後で大変なことになりますからね」
「健康を害したり」
「体力がさらに落ちて」
「そうなると思いまして」
 マリアはさらに話した。
「身体を動かしています」
「いいことですね」
「では私達もそうしていきます」
「健康の為に」
「体力があるに越したことはないですから」
「それに汗をかいたら」
 先生のうちの一人が言った。
「気持ちいいですよね」
「そうですよね」
「気持ちいい汗かいたらそうですよね」
「本当にすっきりしますよね」
「実際に」
「そのこともありまして」
 マリアもまた言った。 
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