唯一魔法が使える平民A、元帥の執事になる。
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第十話
前書き
続きです
「それじゃ、訓練を始める。って言いたいとこだが、不満って顔してる奴しか居ないな。まぁ仕方ねぇか。んじゃ、取り敢えず魔法力の制御がどこまで出来てるか見させて貰おうか。」
「「「「「…。」」」」」
「あー、返事は何でもいいからしてくれな?これ報告が要るらしくて色々と面倒だろ?俺だって嫌われてんの分かってるのに指導すんの応えてるんだからさ、君らも頑張ってくれ。な?」
すると1人の子が声を上げた。
「正直に言って宜しいんですよね?」
「あぁ、構わない。どした?」
「では。…まず、自己紹介を。私は第二〇一部隊隊長ルミエット・カルシファー。軍位は少佐。貴方は浅村さん、で宜しかったですよね?」
「あぁ、そうだ。」
「では浅村監督官、あなたはどの位制御出来るのですか?」
「…よし、分かった。じゃまず俺の制御を見てもらおうか。じゃ、ルミエット少佐、制御がどれくらい出来るのかを見るために行われる方法として一番多いのはどういう手法かな?」
「私たち空軍は基本的にはシールドを何枚張れるか、で制御がどの位出来ているのかを見ています。〘ガードナー〙は他の戦闘員のり遥かに固く、大きなシールドを張ることが出来るので展開されたシールドに衝撃を与えてどの位の強度があるのかを見ています。」
「ほう。そりゃ凄いな。ありがとう。
んじゃ、俺は〘ガードナー〙の手法で行くか。大将様が言ってた通り主砲を止めるってとこがどこまでなのかを見てもらおう。」
「…!?…わ…分かりました。」
「じゃ行くぞー。」
そうして俺はシールドを展開する。
[シールド展開]
少しの発光の後、紅く桜模様のシールドが俺の前に張られた。
「「「「「う…嘘!?」」」」」
「まぁ、こんな感じだ。強度はっと。」
[生成-機関銃-]
シールド打てば分かって貰えるか?
そう思って自分で展開したシールドに向かって機関銃を打つ。全ての玉が跳ね返る。
「ほ…ほんとに!?そ…そんな!?生成まで行ってこの威力に加えこのシールド?これがこの方の…?」
「んまぁ、こんなとこかな?量ならほい。」
[シールド展開-味方追従式-]
「こんなのかな?味方に着いて行くシールドな。結構難しいんだよな。」
「「「「「…化け物?」」」」」
そう口を揃えて言われてもだな??
「こんなので良かったかな?ルミエット少佐。」
「はっ。ありがとうございます…。」
「よし、じゃ訓練始めるぞー。聞きたいことあったらどんどん聞け。答えれる限り答えるから。んじゃ…」
こうして初日の監督官としての仕事が終わった。
後書き
後書きですがなにか?
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