唯一魔法が使える平民A、元帥の執事になる。
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第三話
前書き
続きです
「早く逃げなさい。邪魔よ。」
そういかにも不機嫌な少女が言ってきた。
「まぁそう言わないで…
ふふっ意見は同じですが言い方というものがあるでしょう?仮にも私たちは
空軍なのですから。さぁ、貴方は危ないですからここから避難して下さい。」
「あぁ。すまない。そうするよ。」
そう俺が言うと
「貴様!この方がどのような方か知ら無いのか!敬語も無しとはなんて無礼な!恥を知れ!」
「えっ。いやそう言われてもだな…
空軍のお偉いさんだとは見た目で分かるが敬語が要るのか…すまなかった。」
服の肩に三本線…それにあの勲章。
こいつ大将か!?
それに隣にいる人…肩に四本線に
空軍元帥勲章じゃねぇか!…マジか。
「ふんっ!だから男は立場が無くなっていくのだ。」
「こら。シャルロット。そのような発言はよしなさい。はしたないですよ。
すみません。シャルロットは大の男嫌いなもので…」
「いや、別にその通りだと思う…ので」
「…。貴方は不思議な方ですね。」
少しビックリしたような顔をしていた。
そんな会話をした直後だった。
戦闘していた少女たちのさらに前に大戦艦隊が浮上してきたのだ。
通常船は潜水艦の様に潜水する事は不可能だが、〘ガウルス〙は戦艦を模した
何か、なので潜水も可能なのかもしれない。
「な…なんだと!こんな大艦隊がなんで今まで私たちにも察知され無かったんだ!海軍のソナーチームは何をしているんだ!」
そうシャルロットが叫ぶ。
戦艦が四隻、空母艦が三隻、軽・重巡艦が計五隻、駆逐艦が六隻と、今まで類を見ない大艦隊であるという事は授業で一般的な〘ガウルス〙艦隊編成を習っていた為、知っていた。
「これは…これはどういう事…?」
空軍元帥の人が焦りを隠そうをしているが俺にも分かる…相当焦ってるな。
っていうか焦りっいうよりかパニック起こしてんなあれ。
「…っ!急いで援護に行きましょう!
ミーナ元帥様!」
あ、元帥の人ってミーナって言うんだ。
っていや俺めっちゃ呑気だな…
後書き
がうるす:「あのぉ…出番はまだですか?あ。はい。
待ってますね。はい。」
…ごめんよガウルス君!
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