| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『Endure』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『Well』



生きる意味なんか既に無いくせに、何故死ねない。

偽りの優しさで笑ってないで早く親指を喉に、ね。

大事に抱き締めてた想い出さえ今は...蒼く遠い。

価値の無い感情を削いで最後に残ったコレは、一体?

呆れるほど諦めないでいるのは散々壊したから...

背後に一瞬触れた温もり覗き込んだ瞬間、堕ちた。

此れ迄の一切合切棄てられるなら、消えるならね。

君と出逢う前に戻ったらやり直したいなんて、ね。

また同じ悲劇辿るとしても其れもいいか、なんて。

其の時は守るとかそんな事言わない、共に逝こう。


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧