仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百五十二話 ライダーと勇者その二
「そういう奴だからな」
「危ないんだ」
「ああ、俺達の中で一番だな」
それこそというのだ。
「文句なしにな」
「そうか、じゃあその時は頼むな」
でろりんは九条に真顔で言った。
「この人達のことは」
「任せてくれ」
「じゃあ今からレオナ姫のお部屋に入るから」
マアムが言ってきた。
「皆宜しくね」
「うん、こちらこそね」
宝生が応えてだった。
戦士達は少し服を整えてからそうしてだった、その部屋に入った。するとそこでは席に薄着でオレンジの長い髪の毛を持った大きな目で明るい顔の少女がいて。
精悍な顔の髪の毛が立った青年とそれぞれよく似た黒の長い髪の毛の切れ長の目の女性が二人いた。それに白い尖った髪で鋭い目の少年と長い髪の毛で陰のある感じの男もいた。
その中のオレンジの神の少女が席を立ってダイ達に問うた。
「その人達がなのね」
「うん、仮面ライダーの人達だよ」
ダイは少女に笑顔で答えた。
「スサノオが言っていた」
「そうなのね、私はレオナというの」
少女は澄んだ美しい声で名乗った。
「このパプリカ王国の王女よ」
「アポロといいます」
まずは黒髪の青年が名乗った。
「三賢者の一人です」
「マリンです」
「エイミです」
続いて二人の美女が名乗った。
「同じく三賢者です」
「私達二人は姉妹でもあります」
「ノヴァだ」
金髪の少年も名乗った。
「今は鍛冶だが戦闘も行える」
「ロン=ベルグだ」
最後の一人の男も名乗った。
「魔族であり私も鍛冶だ。戦闘も可能だ」
「宜しく、皆戦闘も出来るんだね」
「そうよ。勿論私も戦えるわ」
レオナは宝生に笑顔で話した。
「だから一緒にね」
「うん、戦っていこうね」
「そうしていきましょう」
「これで全員です」
ポップがライダー達に話した。
「スサノオと戦う面子は」
「全員戦闘要員だね」
「ですね、言われてみれば」
ポップは宝生にあっさりと答えた。
「そうなりますね」
「そうだよね」
「はい、それで今からですね」
「こっちは僕達とスサノオのことを全部話すから」
「俺達もですね」
「話してくれるかな」
「わかったわ、お互い長いお話になるかも知れないけれど」
レオナも言ってきた。
「お話しましょう」
「今から」
宝生もレオナに答えた、こうしてだった。
戦士達はお茶を飲みながらお互いの世界のことを話した、バダックはお互いの話が終わってからしみじみとした口調で言った。
「いや、実にです」
「お互いのことを聞きましてね」
「凄いものだと思いましたが」
「こっちですよ」
明日那は彼にこう返した。
「バダックさんも大変でしたね」
「そちらも。壮絶な戦いだったのですな」
「というか何度死ぬかわからねえな」
ポップは少し苦笑いになって述べた。
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