| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百五十話 眼魔大戦争その五

 綾斗は戦局を見て呟いた。
「本当に数で来るからね」
「倒しても倒しても」
 静が応えた。
「それでもですね」
「うん、これはね」
 もう、というのだ。
「いつもだからね」
「それで、ですね」
「ここはもうそうした戦いと割り切って」
「戦っていきましょう、そして」
 静は強い声で言った。
「いざとなれば」
「あっ、静さんの月や船はまだいいかと」 
 ハルが言ってきた。
「それは」
「そうですね、幾ら敵が多くても」
「戦いがはじまってすぐですし」
「それで使いますと」
「どちらの技も威力がある分」
「使いますと気力や体力の消耗が激しいです」
「そうですね」
「ですから」
 それでというのだ。
「今は、です」
「わかっています。今は普通にです」
 かぐや姫のその姿で言う。
「戦っていきます」
「それじゃあ」
「強い力は使いどころを考えないとな」
「やっぱりね」
 ガジェルとリーザも言う。
「その分リスクもあるし」
「そうそう使ったら駄目だってこどだな」
「若しみだりに使ったら」
 その時のことはレンが言ってきた。
「簡単に倒れるしな」
「まあ中には後先考えずに使う人いるけれどな」
 ガジェルは後ろを見てレンに話した。
「モーツァルトさんとかベートーベンさんとか」
「あの人達はそうした人達だからな」
 レンもこう言った。
「だからな」
「言っても仕方ないか」
「あの人達についてはな」
 最早というのだ。
「言っても聞く人達じゃないっていうか」
「耳に入らないっていうのよ」
 リーザは彼等についてはこう言った。
「半分以上会話出来ないから」
「やり取りは出来てもな」 
 ガジェルもこう言う。
「とんでもねえ方向にいくからな」
「あの人達の場合はね」
「だからな」
 それ故にというのだ。
「後先考えない人もいてな」
「そうした人達はね」
「もう仕方ないからな」
「というかあの人達は特別だろ」 
 エーミリアがこう言った。
「またな」
「それはそうだけれどな」
「もう後先とかはな」
 モーツァルトやベートーベンにとってはというのだ。
「どうでもいいだろ」
「常に全力か」
「それで力尽きたらな」
「寝るだけか」
「そうした人達だからな」
「もうそんな人達にはね」
「言わない方がいいわね」
 シャルルとモリーも話した。
「これといって」
「そういう風にやってもらうだけね」
「その方がいいね」
 ハルも三人のその言葉に頷いた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧