『Ｄeparture time』

作者：零那

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『Ｓearch』

私にだけ見える此の檻は絶望の証。
抜け出したいのにどうにもならない。

此の深い闇は底が在るんだろうか。
其れは何処なんだろうか。

ｺﾞｰﾙが見えたなら其れが光になるかな。
今しか見えないから､こんなにも死にたいんだろうか。

終わってしまえば総てが無に成るんだから楽だよね。

終わらせてしまえば絶望だって消えるんだよね。

其れなら､終わりにする方法を探す旅に出よう。
うん､其れなら前を向ける気がする。

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