仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百四十九話 鳥取での戦士達その一
第四百四十九話 鳥取での戦士達
戦士達は鳥取県境港市で合流した、そこで。
目玉の親父は仲間達を見て言った。
「ううむ、色々な人がおるのう」
「そうですね」
鬼太郎も頷いた。
「人間以外の人達も多いですし」
「人間でもな」
「色々な人がいますね」
「そうじゃな」
こう言うのだった。
「個性的じゃな」
「本当にそうですね」
「色々な生い立ちの人がいてのう」
「凄いですね」
「可愛い娘ばかりばい」
一反木綿は心から嬉しそうに飛んでいる。
「こんないいことはないばい」
「それはそうだけれど」
川獺はその一反木綿に応えた。
「一つ気になることがあるよ」
「それは何ばい」
「皆色々あった人だね」
川獺が言うのはこのことだった。
「それとも戦ってきた娘達ばかりだよ」
「スサノオとのだけじゃないばい」
「そうみたいだよ」
一反木綿にこのことを話した。
「皆で」
「そうばいね」
「人間も色々か」
たんころりんも言った。
「そういうことか」
「人間以外だっているしな」
川獺はたんころりんにも話した。
「本当に色々だな」
「そうっす、種族の問題じゃないっす」
コブタが言ってきた。
「大事なのは心っすよ」
「それなんだね」
「そうっす、強い心があれば」
それならとだ、コブタは川獺に話した。
「いいっすよ、身体は人間じゃなくてもっす」
「心が人間ならか」
「いいってことっす」
「それじゃあ妖怪でもか」
「心がどうかっす」
「そうなんだな、そういえば」
川獺はコブタの言葉を受けて言った。
「妖怪でもバックベアードみたいなのいるしな」
「あんなとんでもない奴もいたな」
すねこすりは川獺の言葉に頷いた。
「支配するだけが目的のな」
「人間にも酷い奴がいてな」
「妖怪にも酷い奴がいる」
「スサノオはそういうのがわかっていてか」
「俺達に仕掛けてきたんだな」
「それがスサノオだ」
今度はラインハルトが言ってきた。
「奴は心を見ている、心が人間であるならだ」
「種族に関係なくばいね」
「仕掛けてくる」
ラインハルトは一反木綿に答えた。
「そうしてくる」
「成程、よくわかったばい」
「そうだね、おいら達がそうした心だから」
「仕掛けてきたんだな」
川獺とすねこすりは一反木綿に続いた。
「俺達が人間と同じ心を持っている」
「妖怪でもな」
「それで仕掛けて俺達がどうして戦いを乗り越えてどうなるかを見て」
「それで楽しんでいるんだな」
「凄い回りくどいけれどそうよ」
ラムが言ってきた。
「それがあいつの楽しみ方なのよ」
「そうして人間の成長を見るっていうけれどね」
ろくろ首が言ってきた。
「けれど随分と回りくどいわね」
「スサノオはその回りくどいことが好きなの」
ラムはろくろ首に話した。
「あまりにも退屈だから」
「そうなのね」
「退屈を凌ぐには」
その為にはというのだ。
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