仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百四十八話 荒ぶる神スサノオその十三
「このままやっていきます」
「そうしていこう、じゃあ」
「隣はお願いします」
「こちらこそね」
二人でこう話しつつ戦う、だが。
二人に御成が後ろから言ってきた。
「タケル殿鬼太郎殿深海殿が一時撤退しましたぞ」
「これまで木の上におられましたが」
「ダメージを受けまして」
それでというのだ。
「そうなりましたぞ」
「だからですね」
「すぐに石動殿が向かわれますが」
それでもというのだ。
「暫くお気をつけを」
「わかりました」
鬼太郎が応えた、そして。
木の上から来た眼魔にリモコン下駄を放った、そうして倒し。
そしてだ、石動が来たのを見て彼に話した。
「これから頼むよ」
「わかった」
石動も応えた。
「ここは任せろ」
「宜しく頼むよ」
「安心しろ、お前はタケルさんと共にそこで戦い続けろ」
今いる場でというのだ。
「いいな」
「わかったよ」
鬼太郎も頷いてだった。
ゴーストと共にその場で戦い続けた、戦いは連携もしつつ進めていった。戦いはやがて夜になっても続き。
視界は悪くなっていた、だがまなは戦う戦士達を見て言った。
「皆さん真っ暗なのに」
「ああ、ライダーの連中も夜に強いからな」
ユルセンが応えた。
「だからな」
「それでなのね」
「真っ暗な山の中でもな」
そうした戦いにくい場所でもというのだ。
「普通に戦えるんだよ」
「そうなのね」
「それで妖怪の連中はな」
「僕達は夜こそが本来の時間だよ」
雨降り小僧が答えた。
「だからね」
「それでだよな」
「そう、普通にね」
夜の山の中でもというのだ。
「戦えるよ」
「訓練の時だってそうだったしな」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「今も普通に戦えるよ」
「そのことは有り難いな」
「全くだよね」
「それじゃあ夜もな」
「このままね」
「戦っていこうぜ」
「左様、皆さん戦っておられますから」
御成も言ってきた。
「拙僧達も」
「うん、頑張ろうね」
たくろう火は御成のその言葉に応えた。
「鬼太郎さん達と一緒に」
「そうしていきましょうぞ」
「そういうことでね」
「ではお握りを作りましょう」
御成は言いつつお握りを握っていた。
「皆さんの為に」
「おう、俺はこの手だから握れないからな」
ユルセンはその両手を見せて話した。
「お茶を煎れるな」
「そうしてくれますか」
「出来ることをしてな」
そしてというのだ。
「戦っていくものだからな」
「その通りですな」
「だからな」
「ユルセン殿はお茶をですな」
「煎れるな」
「お願いしますぞ」
「じゃあ僕もね」
雨降り小僧も言ってきた。
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