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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百四十八話 荒ぶる神スサノオその三

「ああ、これはな」
「楽に動けるわね」
「昼ねした方がな」
 猫娘に答えた。
「ずっといいな」
「そうよね」
「アカリの言う通りか」
「食べてすぐに訓練するよりもね」
「休んだ方がいいんだな」
「食べてすぐはね」
「実際にそうなんだな」
「ええ、じゃあこれからは」
 猫娘はあらためて言った。
「食べたすぐ後は休む」
「そうしていこうな」
「これもまた上手な戦い方ですぞ」
 御成も言ってきた。
「寝ることも」
「そういうことね、まあ牛になるっていっても」
 猫娘は御成にも話した。
「牛鬼じゃないしね」
「あの恐ろしい妖怪ですな」
「確かあんた達の世界にもいるのよね」
「スサノオも出してきますぞ」
「魔化魍ね」
「これがまた随分と強く」
 御成は魔化魍としての牛鬼の話もした。
「響鬼殿達も苦戦しました」
「そうなのね」
「こちらの妖怪の牛鬼も強いですが」
「魔化魍の牛鬼もなのね」
「強いですぞ」
「そうなのね」
「はい、ですが」
 それでもとだ、御成はさらに話した。
「倒せますので」
「安心していいわね」
「そして倒しても身体を乗っ取られませぬ」 
 このことも言うのだった。
「ご安心を」
「それはいいですね」
 まなは御成に魔化魍の牛鬼の話を聞いてこう言った。
「倒しても牛鬼にならないことは」
「全く以てそうですな」
「はい、牛鬼はそこも怖いですから」
「というか最悪である」
「そうなんだな」
 音符眼魔と画材眼魔はこう言った。
「もうそれは」
「厄介なことこの上ないである」
「色々な妖怪がいるんだな」
「中にはそうした妖怪もいるであるな」
「妖怪もそれぞれよ」
 アニエスも言ってきた。
「そうした妖怪もいることは覚えておいてね」
「わかったんだな」
「承知したである」
「そういうことでね、私達にも特徴があるし」
 アニエスは自分達の話もした。
「魔女のね」
「それで吸血鬼もそうで」
 こう言ったのはまなだった。
「狼男もフランケンシュタインも」
「そういえば西洋妖怪もいますな」
 御成はまなの言葉を受けて言った。
「妖怪には。南洋や中国にもいて」
「アメリカにもなんです」
「そうでしたな」
「バックベアードはアメリカの妖怪です」
 まなは御成に話した。
「実は」
「本当に世界中にいますな」
「それも妖怪なんです」
「世界中にいることも」
「私も鬼太郎達に会ってわかりました」
 まなは御成にこうも話した。 
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