インフィニット・ストラトス ~五年後のお話~
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学園生活
第五話 クラス代表! 中編
次の日
部屋の件も無事終わり、次の日学校へ。
まあ、朝寝坊したのでバリバリ遅刻なのだが・・・
奈菜は7時に起こしてくれたのだが、気が付いたら二度寝してたっていう・・・
というわけで今は授業中の教室の前です。
やばいな・・・入る勇気がない・・・
そんなことをしていたら前から山田先生がやってきた。
「あ!輝龍君遅刻ですよ!」
「あ、すみません・・二度寝しちゃいまして・・」
「そんなんじゃだめですよ!!まだ学校始まったばかりなんだから---」
何だか説教が始まりそうだな・・・
「先生、問題です」
「何ですか!?まだ説教中ですよ!」
「日本では上り坂と下り坂どちらが多いでしょう」
「え?上り坂と下り坂?日本は山が多いから上り坂の方が・・・でも下り坂も・・・」
見事に悩みだしたのでその間に教室に入り席につく。
まさかこんなので誤魔化せるとは・・・
「あれ、山田先生。どうしたんですか?」
「あ、織斑君。上り坂と下り坂どちらが多いんでしょう?」
「え?・・・どっちでしょう・・・」
そんなことをしていたら一校時終了のチャイムが鳴った。
おい。教師しっかり。
____________
昼休み
「西条にアルバレイトー。今度のISの試合について連絡あるから飯食った後ちょっと来てくれー」
どうやらアリーナの使用日が決まったらしい。
飯を食ってから織斑先生のところに向かおう。
ここの食堂はかなりおいしいとの噂なので期待している。
日替わり定食にしてみよう。
「日替わり定職お願いしまーす」
「おや、新入生の子だね。サービスでカツ一枚増やしとくね」
ヒレカツをおまけして貰えた。
朝御飯をあまり食べれなかったので有り難い。
定食を受け取りテーブルにつく。
でも一人で食べるのは悲しいな・・・
「あ、あの!隣良いですか!!」
そんなことを考えていたら女子に声をかけられた。
後ろに二人居るのを見るとじゃんけんにでも負けたのだろう。
一人しか居ない男子に声かけるのは勇気いるもんな・・・
「良いよ。ちょうど一人じゃ悲しいと思ってたんだ」
「!!本当ですか!!」
凄く嬉しそうな顔をした彼女は後ろの二人に合図を出す。
すると後ろの二人も凄く喜んだ。
何だかこんなに喜んでもらえると嬉しいな・・・
そして三人の女子(二組)と昼食をとった。
食べ終わった後メアドを聞かれたので教えてあげたら一人が嬉しさで気絶した。
どんだけだよ。
_________
食べ終わったので職員室に向かう。
途中でアルバレルトを見つけた。
同じ話を聞くのだから一緒に行ったほうがいいだろう。
「おーい、アルバレルトー」
こちらを振り向く。
「ああ、西条さんですか」
そう言ってそのまま進もうとする。
「いやいやいや!ちょっと待てよ!声かけてんのに!!」
「あなたと話すことなんかありません。時間の無駄です」
「ひどい!!」
このままだと悲しいので追いかけて横に並ぶ。
「なあ、お前は何でクラス代表になりたいんだ?」
「・・・・・・」
まだ無視か・・・!
負けないぞ・・・!
「なんか理由があるなら譲るけど?」
「・・・・別に良いです」
あ!話してくれた!!
「私、絶対に負けませんから」
その目はかなり本気の目をしていた。
こんなに本気でクラス代表になりたかったのか・・・
推薦の俺って・・・
なんか悪いことしてる気分だ・・・
そんなことをしていたら職員室についたので入って織斑先生の机にむかう。
「おお、来たな二人とも。アリーナの使える日が決まったからな。試合は明日だ」
は?
「明日ですか!?」
「ああ。開いてる日が明日しかなかったからな、急だけど明日だ」
「はあ・・・わかりました・・・」
「わかりました」
「ISは西条は専用機を持ってるからいいな。」
俺は男のIS操縦者として国から専用機をもらっている。
装備は好きなようにカスタムしました♪
「アルバレストは『白銀』に乗ってもらう」
『白銀』の説明をしよう。
これは更識 簪博士の手によって作られた純国産ISである。
『打鉄』の上位として作られたこのISは基本スペックが通常の量産型と比べ物にならないものとなっている。
『打鉄』のときは刀しかなかった武器も槍と盾が増えている。
まだ最新のISなのだがIS学園にはもう十機もあるらしい。
何だか更識博士が一番にくれたらしい。
何でだろう?
「『白銀』ですね。わかりました。」
「じゃあ明日の十時、第二アリーナだ。わかったな」
「はーい」
「はい」
今日は部屋に戻ってISの再調整でもするかな。
_______
部屋に戻ってISの調整を終えたら知らない一年生30人からメールが来ていた。
どうやら昼食のときの三人から聞いたらしい。
でも30人って多すぎるだろ。おい。
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