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ドリトル先生と琵琶湖の鯰

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第七幕その八

「今はね」
「うん、満足していようね」
「じゃあ美味しいお肉食べて」
「そしてお酒飲んで」
「メロンも食べよう」
「そうしようね」
「メロンもいいよね」
 先生はメロンについては明るい笑顔でお話しました。
「あれも」
「そうそう、先生メロンも好きだよね」
「それで今日もデザートに頼んだんだよね」
「じゃあそっちも食べて」
「それで楽しまないとね」
「そうしようね」
 こう言いつつしゃぶしゃぶとお酒を満喫してから最後にデザートのフルーツを食べてその中のメロンも楽しみましたが。
 先生は満面の笑顔でこんなことを言いました。
「さて、今晩は寝るけれど」
「明日の朝はだね」
「朝早く起きたら」
「その時はね」 
 まさにというのです。
「朝の調査に行く前に」
「またお風呂に入る」
「そうしてだね」
「すっきりするね」
「うん、そうしてね」
 それでというのです。
「調査をはじめるよ」
「二日酔いになるからね」
「どうしてもね」
「ここまで飲んだら」
「そうしたらね」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「明日はまずはお風呂に入るよ」
「起きたらすぐにだね」
「そうして二日酔いを解消して」
「それでやっていくね」
「そうしていくよ」
 こう言ってでした。
 先生は実際に次の日の朝は起きてすぐにお風呂に入ってすっきりしてから水質調査に出ました。その後で朝ご飯も食べてビワコオオナマズも探しましたが。
 この日も見付かりませんでした、ですが先生は落ち込まず動物の皆に晩ご飯の後で笑ってこう言いました。
「明日は比叡山に行くよ」
「ああ、明日はだね」
「比叡山だね」
「あのお寺にだね」
「遂に行くんだね」
「そう、そしてね」
 そのうえでというのです。
「あちらの史跡研修を楽しもうね」
「うん、じゃあね」
「そうしていこうね」
「明日はね」
「日帰りだけれどね」
 やっぱり高野山の時とは事情が違いました。
「そうしていこうね」
「それじゃあね」
「明日は明日でね」
「楽みましょう」
「是非共」
 こうお話してでした、先生は実際に次の日は比叡山に向かいました。そしてそこで史跡研修を楽しむのでした。 
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