デバイス名:シュミーデアイゼン(Schmiedeeisen)
所有者:衛宮士郎
カートリッジシステム搭載型アームドデバイス。
デバイスのAIの声は女性で士郎を呼ぶ時は「Mein Lade(マイン ロート)」
士郎が遠慮なく使えるようにアームドデバイスとしてもかなりの強度を誇る。
士郎の戦闘展開速度が一般の魔導師よりはるかに早いためそれについていけるように演算処理速度はストレージデバイスと同等レベル。
また士郎が行えない飛行魔法の代わりの足や手に力場を展開して足場とする魔法はほぼシュミーデアイゼンが行っている。
士郎は愛称でミーデと呼んでいる。
カートリッジシステムはクリップ型弾倉内蔵5連装オートマチック型
峰側の鍔の箇所がスライドして弾倉を挿入する。
カートリッジのロードと薬莢の排出は弾倉挿入時と同じ箇所がスライドして行われる。
弾倉の挿入口と薬莢の排出口が同じでありリアルな銃でM1ガーランドのようなイメージ。
待機フォルム:Warten form
カード型で中心にコアとなる赤い宝石がある。
シュミーデアイゼンがしゃべる際は点滅する。
令呪が描かれているが、士郎が相棒ということを意識して描いた物で魔術的な効力はない。
双剣フォルム:Zwei schwertform
シュミーデアイゼンの基本的なフォルム。
士郎が使い慣れている干将・莫耶とサイズなどあわせているが、カートリッジシステム等の機構のため干将・莫耶に比べて重い。
弓フォルム:Bogenform
シュミーデアイゼン遠距離攻撃及び狙撃時に使用されるフォルム。
レヴァンティンと似た機構を持っており、双剣の柄を連結し姿を変える。
変形時にカートリッジを一発使用する。
腕輪フォルム:Armband form
左右の手首に装着される腕輪であり、士郎が魔術を使用しながらの空中移動、防御などの補助のみとして使用する際のフォルム。
変形時にカートリッジを使用しない。
またカートリッジを使用することも出来ない
<使用魔法>
-近接系-
・シャラロット・ヴィルクング(Scharlachrot Wirkung)
闇の書の闇が使用していたシュヴァルツェ・ヴィルクングを元にされた魔法。
闇の書の闇が使用していた効果破壊の能力はなくなっている。
効果としては打撃力強化の能力のみであるが、拳だけでなく手に持つシュミーデに纏わせたり、実体弾にも纏わせることが出来る。
シュヴァルツェからシャラロットに変わっているのは士郎の魔力光が赤のため
・紫電双牙
双剣時のシュミーデの刀身に魔力を乗せた斬撃。
使用するカートリッジは二発だが、追加のカートリッジロードは可能。
双剣を一点に叩き込む以外に二連撃という使い方も当然できる。
ただし一点に叩き込むことに比べれたら威力は落ちる。
-遠距離系-
・魔力矢
弓に番えて使用する実体弾型の矢。
魔力を溜めて威力を高めるチャージすることもカートリッジを使って威力を増すことも可能で弓を使う時の基本弾
・螺旋弾(Spirale Kugel)
一点貫通攻撃型の実体弾。
基本形はカートリッジ二発を使用し、二本の矢を絡ませ捻じれた一本とした矢。
通常の魔力矢と同じく魔力を溜めることによる威力強化も可能。
カートリッジの追加ロードで絡ませる矢の数を増やしたり、捩れを増すことで威力の強化も出来る。
ただし爆発能力はない。
・鋼の軛(Stahljoch)
ザフィーラが得意とする捕縛魔法が元なのだが、士郎の魔導特性上、実体型の刃になっているため、捕縛より中遠距離魔法に部類される。
とはいえ刃の強度が高いため攻撃を防ぐための盾、足場、周囲を囲うことによる捕縛などいろいろな使いようがある。
・剣弾(Schwertkugel)
士郎が使用する剣型実体弾
見た目は魔術のソードバレルまんま。
魔力の関係上一回に展開できる剣弾は五十までだが、射出しながら展開する事ができる。
クロノのスティンガーブレイド・エクスキューションシフトと似ているが実体弾のため見た目がより凶悪である。
展開できる限界数まで一斉展開を行う場合は
剣弾、全展開(Schwertkugel ganz Entwicklung)になる。
カートリッジ一発に付き八十発上限上乗せ出来るので再装填なしの十発のカートリッジ使用時の最大展開数は八百五十発