ドリトル先生の競馬
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十幕その七
「よかったです」
「的を射抜けてだね」
「はい、それが出来て」
それでというのです。
「本当に」
「そうだね、僕もそう思うよ」
「そうですか、先生も」
「何度も練習した介があったね」
「神様も成功に導いてくれましたし」
「だから神様にもだね」
「感謝しています」
こうも言うのでした。
「心から」
「そうだよね」
「はい、ただ」
「ただ?」
「このことにほっとしながら」
そしてというのです。
「次に向かいます」
「競技にだね」
「暫くしたら」
「そちらの方のだね」
「練習をしていきます」
「そうするんだね」
「また食べるものも切り替えます」
そうもするというのです。
「炭水化物中心に」
「そうなるね」
「あとお酒も」
こちらもというのです。
「競技前は控えていて実は」
「今回もだね」
「数日前から控えていました」
「そうしてだね」
「お酒の影響が身体に出ない様にして」
そしてというのです。
「流鏑馬に挑みました」
「お酒は身体を酔わせてね」
「カロリーもありますしね」
「飲むとね」
その分というのです。
「カロリー摂取になるから」
「競技とかそうしたことの前はです」
「飲まない様にしているんだね」
「はい、特にビールが大好きですが」
ホフマン君は先生に笑ってお話しました。
「それでもです」
「ビールもだね」
「飲まない様にしています」
そうした風にしているというのです。
「気をつけて」
「考えているね」
「部活の中でもお酒のことは言われますが」
「競技前の時とかは控える様にだね」
「言われていますが」
それでもというのです。
「僕達は自分からです」
「控える様にしているんだね」
「むしろ、さもないと」
「本当に競技に支障が出るからね」
「余計な肉がついて」
お酒からカロリーを摂取した分です。
「そうなりますから」
「気をつけているんだね」
「そうしています、そして」
ホフマン君は先生に笑顔でお話しました。
「今日は飲みますが」
「まただね」
「控える様にします、そうした時は」
「今みたいだね」
「お茶を飲みます、それか」
「コーヒーだね」
「コーヒーも大好きですから」
それでというのです。
「そちらを楽しみます」
「そうするんだね、僕も日本に来てからコーヒーを飲む様になったよ」
その時からというのです。
ページ上へ戻る