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プリンセスコネクト!Re:Dive 滅亡迅雷の力

作者:末武克之
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第1話 転生して始める滅の生き方

ホロビは両足に力を込めて着地場所を計算した。
「空を飛ぶなら!」
ホロビは上手く着地した。
「ふぅうううううううう」
ホロビは辺りを見た。
「あっ、あの!どちらが主様ですか?」
1人の少女はそうホロビと側に倒れている青年に聞いた。
「君は?」
ホロビはそう少女に聞いた。
「わたしはガイド役のコッコロと言います」
コッコロと呼ばれる少女はそう頭を下げた。
「俺はホロビ。滅亡迅雷の戦士だ」
ホロビはそうコッコロに言った。
「ん?」
もう1人の人物も目を覚ました。
「おい、大丈夫か?」
ホロビはそう青年に聞いた。
「うん!」
青年はそう頷いた。
「お前の名前は?」
ホロビはそう青年に名前を聞いた。
「ユウキ」
そうユウキは自分の名前を言った。
「まぁ、何はともあれ俺達は何か理由があってここに集まった。これからよろしくな」
ホロビはそう言って二人に頭を下げた。
「はい!」
「うん!」
二人はそう同意した。


ーーーランドソルーーー


ホロビは片手をポケットに入れて歩いていた。
「主様珍しいですか?」
そうコッコロはユウキに聞いた。
「スゲー人が居るな」
ホロビはそう言って辺りを見ていた。


ーーー10分後ーーー


ホロビとユウキとコッコロはクレープを食べながら辺りを見ていた。
「やれやれ、意外に疲れるな」
そう言ってホロビは二人を見ていた。
「それでは宿に向かいましょう」
そうコッコロはユウキとホロビに言った。
「ああ、そうだな」
ホロビはそう言ってクレープを食べ終えて歩き始めた。


ーーー夜・宿屋前ーーー


「えっ?」
コッコロは宿屋の亭主に門前払いを受けていた。
「悪いな、俺達がクレープを食べたから」
そうホロビは頭を下げた。
「いえ、どうしましょう」
コッコロは悩んでいた。
「なら、まかせろ」
そう言ってホロビは森に向かった。


ーーー森ーーー


ホロビは片手に力を込めて木を破壊していた。
そして木を積み木感覚で重ねて家を作った。
「1日ぐらいなら問題ないだろ」
そう言ってホロビは柱にすがりながら言った。
「はい!」
コッコロはそう頷いて布を二人に渡して眠った。


ーーー次の日ーーー


3人はランドソルに戻りユウキとホロビとコッコロは仕事探しをしていた。
「とりあえず、クエストを探しに行きましょう」
そうコッコロは二人に言った。
「何か俺の力を試せるのがいいが」
そう言ってホロビはその場所に向かった。


ーーークエスト案内所ーーー


案内所にはたくさんのクエストがあった。
「あっ!これなどいかがですか?」
そうコッコロは1枚のクエストを見つけた。
「どれどれ、キノコの収穫か」
ホロビは片手に刀を持ちそのクエストを受け入れた。
「それでは行きましょう!主様」
そうコッコロはユウキに言った。
「ん!」
ユウキは親指を立てた。


ーーー森ーーー


「主さま、ホロビさまこのような場所にキノコが生えてますから探してみてください」
そうコッコロはホロビとユウキにキノコの場所を教えた。
「なるほど、よくわかった」
そう言ってホロビは刀を片手に持ち腐った木を持ち上げると木の葉の下から大量のキノコが見つかった。
「すごいですね」
そうコッコロはホロビに言った。
「俺は普通と違うからな」
ホロビはキノコを集めて言った。



ーーー10分後ーーー


ホロビは片手キノコが大量に入ったかごを持ちコッコロとユウキの場所に戻ると知らない少女がキノコとおにぎりをばくばくと食べていた。
「誰だ?そいつ?」
ホロビは少女に刀を向けた。
「あの、わたしはお腹が空いて倒れていた所を助けてもらったんです」
そう少女はホロビに言った。
「そうか、なら許すとしよう」
ホロビは刀を鞘に戻してキノコを食べ始めた。
「それにしても3人の名前は?」
少女はホロビ達に名前を聞いた。
「私はコッコロと言います。こちらはユウキ様。そちらの方はホロビ様です」
そうコッコロは二人の名前を言った。
「へぇ~、コッコロちゃんとユウキくんとホロビさんですか!」
そう少女は3人に言った。
「ん?」
ホロビは何か嫌な気配を感じた。
「どうしたんですか?ホロビさん?」
少女はホロビに聞いた。
「後ろを見ろ!」
ホロビはそう言って刀を抜いた。
後ろには大量のキノコの怪物が出現した。
「ペコペコのペコリーヌ様と仮に呼んでおきますね」
そうコッコロはペコリーヌに言った。
「ペコリーヌって私ですか?ヤバいですね!」
そうペコリーヌは言った。
「なら、いくぞ!滅亡迅雷ネットの意思のままに!」
そう言ってホロビは刀を片手に攻撃を仕掛けた。
しかしホロビの一撃ではキノコの怪物のボディには傷を与えるしかできなかった。
「っち!仕方ない!」
ホロビは片手を紫色に光らせて滅亡迅雷フォースライズを作り出した。
「滅亡迅雷の意思のままに!変身!」
[フォースライズ!スティングスコーピオン!Break down.]
スコーピオンプログライズキーを差し込んでバイオレットの仮面ライダー滅に変身した。
「ペコリーヌ!いくぞ!」
そう言って滅はアタッシュアローを片手に持ちキノコの怪物に向けて放った。
「消え失せろ!」
滅はアタッシュアローを2発放ちエネルギーの矢はキノコの怪物のボディを貫き後ろのキノコの怪物を連鎖で貫いた。
「数が多いな」
そう言って滅はアタッシュアローで攻撃を仕掛けた。
「主さま!」
滅は後ろを見るとコッコロがキノコに捕まっていた。
「うおおおおおおおお!」
ユウキは体から金色の光を放ち始めた。
その瞬間滅とコッコロとペコリーヌの体も光始めた。
「これがあいつの力か?」
滅はそう言ってユウキを見た。
「はい!これが主さまの力プリンセスナイトの力です」
そうコッコロは滅に言った。
「なら、いきましょう!」
ペコリーヌはそう言って錆びた剣を両手に持ちながら言った。
「ああ!絶滅しろ!」
滅は必殺技スティングディストピアをキノコの怪物のボディに打ち込んだ。
【煉獄滅殲】
滅の一撃とペコリーヌの「プリンセスストライク」の一撃でキノコの全ては倒された。
「俺達を倒すならもう少し強くなければな」
そう言って滅は変身を解除した。


ーーー王都・ランドソルーーー


ホロビ達はキノコをランドソルのクエスト案内所に渡して報酬を貰った。
「なら、とりあえず宿屋に行くか」
ホロビはそう言って歩き出そうとした。
「ホロビ」
ユウキはホロビを呼び止めた。
「何だ?」
ホロビはユウキを見た。
「これからよろしく」
そうユウキはホロビに言った。
「ああ!」


3人はゆっくりと歩き出して拳をくっ付けた。


続く 
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