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ノムさんの人生、その夢と現実

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サッチーこそGM?

 ノムさんが沙知代さんと愛人関係になってから沙知代さんが球団の経営や選手の起用について口出しした事が問題になったが、なぜ沙知代さんが(ノムさんは否認していたが、仮に事実として)首を突っ込んだのかは私にも分からない。「影の監督」と言っていたが、もしこれが事実としたら、沙知代さんは非公認のゼネラルマネージャー(以後GMと略す)かもしれないと私は思った。
 正式に日本プロ野球界で初めてGMを名乗ったのは1995年の広岡達朗氏(ロッテマリーンズのGM)であるが、それ以前にも球団常務とか総監督とか今のGMに似た役割はそれ以前から存在していた。
 沙知代さんの選手起用の批判、監督室への出入り、コーチ会議への出席、「南海を優勝させる会」の立ち上げなど、これらの行為は勝手な行動とされ、球団に悪影響を及ぼす結果になったとはいえ、以上を考えると沙知代さんこそがプロ野球界史上初の女性GMではないだろうか。(なお沙知代夫人は克也さんがヤクルト監督に就任した後もそこで球団に対して好き勝手やっていた。)
 なお、私が2018年になんばパークス(大阪球場跡地)にある南海ホークスメモリアルギャラリーに訪れた時、そこにはノムさんの紹介が一切ない。年表の出来事にもその時の監督が誰だったのかを示しているのに、ノムさんが監督だった頃はノムさんの名前が表記されていない。これも沙知代さんの圧力とされている。

 ちなみに余談だが、ノムさんが解任後のホークスが20年連続Bクラスとなったのは沙知代夫人の呪いかもしれない。野村沙知代GM、恐るべし。 
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