ポケットモンスタージェネシス"the world ”
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第3話 情報共有
前書き
まだまだ、三雲side
迅さんから持ち込まれた驚愕の事実だが、なんとサイドエフェクトが使えないらしい。
未来を視ることができなくなったとのことだった。
「ふむ、確かに嘘をついているのか正しいのかわからないな」
「そうなのか!?」
「うん、全然。千佳はどうだ?」
「私は、ネイバーが近くにいないから発動しないだけかもしれないから・・・・」
シュンとした状態で千佳が言う。
「ふむ、ならばちくちはらセンパイはどうだ?かげうらセンパイは?むらかみセンパイは?」
「お、おい、空閑!?」
どうやら、空閑は他の人の状態が聞きたくてしょうがないらしい。だが、元はサイドエフェクトで苦しんできた人たちだった、いくらここが別世界だから、その力が今はなかったからといって暴露していいものじゃないのか。
そう思い咎めようとしたが、名前を出された三人に制されてしまった。
「んなもん構わねぇよ。たしかに全然刺さらねぇな。今までがアレだった分違和感すごいけどな」
ケッと悪態付きながら影浦先輩が言う。
「はぁ、確かに足音とかは全然、ま、他に何もいないだけかもしれないけど。ってか村上先輩のは調べようがないんじゃない?」
菊地原先輩がそういえば村上先輩も苦笑いをしながら
「確かに、自分のはわからないな」
結果、影浦先輩のはなし、菊地原先輩と村上先輩は断定できずということになった。
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