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Twitterログ(オルぐだ♀)

作者:秌薊
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「ああ、好きだなぁ」

 
前書き
彼の存在が、ぐださんにとっての救いであるという独白(300文字程度)
  

 
 
 初めて出会った時は、確かに恐ろしかったのだ。カルデアに協力してくれているサーヴァントと同じ名を持つ存在が敵だったあの特異点。それまでも個性豊かな面々を知り、戦い、進んできたはずだった。けれど、突きつけられた(きっさき)に慄いた自分は絶望すら憶えて――。

「おい、気を抜くな」

 頬を切る荒々しい風と冷淡な声で我に返る。ああ、共に在ってくれることがこんなにも心強い。容赦なく呉藍(くれない)を振るい、次々と敵を薙ぎ払ってゆく頼もしい背のなんと大きなことか。

「何か言ったか」
「内緒でーす」

 感情が伺えない声色で話す男は決して無表情ではなかった。例え狂王と称されたその姿だろうと、間違いなく自分はこのサーヴァントに掬いあげられているのだから。



 
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