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『君へ』

作者:零那
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『2019.12.31』



今年が終わる此の日、君が産まれてからはズット君が僕の隣で眠ってた。

一緒にお昼御飯食べたのは久しぶり過ぎて、幸せな時間だったよ。

誰も居ないリハビリ室で君は車椅子を乗りこなして遊ぶ。今の僕にとって必要な車椅子は、君にとっては遊具のヒトツ。

やっぱりバイバイは慣れない。君は早く帰ってゲームかな?

君の頭の中、心の奥に触れてみたい。こんな醜い気持ちになるなんてね...

でも其れも今年の終わりで断ち切るから赦して...。

冷えた真っ暗の病室で1人誓うから。


 
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