戦姫絶唱シンフォギア 英雄と奇跡と究極の王
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戦姫絶唱シンフォギア
第1話 ビギニング・タイム
前書き
大丈夫だろうか・・・。某所でリスペクトしたようなもんだしな
物事の始まりは、時にあっさりしたことかもしれない。
「おい、ここだな?『例のアレ』が居るというのは」
とある施設の屋上に2人の影。
「そうだが・・・。いいか?言っておくが似ているだけ・・・」
1人の少年と1人の幼女。彼らの目的は、この施設にいるある存在。
だが、少年にとってその存在は、類似品程度の認識だが、幼女にとってはそう言った感じではない。
「いるという事が分かればいい!では・・・行くぞ!!」
幼女にとっては、その存在がいるだけで十分だったようだ。
「行くってどうやって・・・。まさか、お前!!」
幼女が屋上に手をつけると。
屋上の一部、彼らのいるところだけ爆散した。
時に、始まりとは酷い物もあるのだ。
この物語は、この世界にいるはずのない1人の異世界転生者と原作よりキャラがいくらか崩壊している錬金術師の。
王者への道とある命題をなすための物語である。
◇
そして、彼らは天井から『落ちて来た』。
私は、マリア姉さんとマムを助けるため、暴走する『ネフィリム』を止めるために、戦っていた。
そしたら、いきなり天井が崩れ、2人の男女が落ちて来た。
男の人は、青年で黒いズボンに、黒い半そでの上着を着ていた。
女の人、と言うか女の子は、幼女で魔法少女っぽい恰好をしていた。
「だから言っただろ。ネフィリムはゼッ〇ンに似ているだけって」
「そう言っておきながら、全然似ていないじゃないか!騙したな!!」
そんな事を言っていた。
「騙してねえよ。こいつは『アルビノネフィリム』だ。ネフィリムの亜種みたいなもので、オリジナルじゃなねえ」
「何!?つまり、オリジナルは黒いのか・・・」
「あれ~?こいつ、こんなにアホだったっけ?」
この2人は、何を言っているんだろう。
それよりも!
「あ、あの!」
ん?っと2人が振り返った。
振り返った青年の目が多少きつい。少女の方もきつい感じだ。しかも、青年は右耳にイヤリングをしていた。
あれ?でも、あのイヤリング・・・。
「何ぞ?」
「なんだ?」
「こ、ここは危険なので、早く逃げてください!あれは私が何とかし―――」
ネフィリムが2人の背後に迫った。
まずい!と、思い。
「あぶ―――」
あぶないと言おうとしたら、2人の姿が『消えた』。
え?っと思ったら、急に後ろに引かれた。
「危ない危ない。ちょっと油断した」
私を後ろに引いたのは、さっきまで私の目の前にいた青年だった。
「相変わらずお前の『縮地』は速いな」
「伊達に鍛えてない」
縮地って何だろと思ったが、どうやらこの人が何かしたのだろう。さっきの幼女もいた。
すると、2人が私の前に立った。
◇
俺は、セレナの前に立ち、アルビノネフィリムと対峙した。
「さて、そろそろお遊びも終わりにしますか!」
「そうだな。亜種であろうと、オレのやる事は変わらない。サンプルを取らせてもらうぞ」
そうキャロルが言うと、懐から何か出してきた。
「お前、それフルボトルじゃないか。『ビルド』も見たのか?ドライバーねえだろ」
「ふん!そんなもの、後で作るに決まっているだろ!!」
ドヤ顔しながら言ってきた。
ビルドドライバーだけにしてくれ、エボルドライバーは強力だから適合者いないと思うぞ。
俺は、『何もない空間』からある物を取り出した。そして、それを腰に装備する。
『ジクウドライバー』
ドライバーを装備し、今度はウォッチを出そうとする。しかし、アルビノネフィリムが接近して来た。
「おいおい。近づいてくんじゃねえよ!」
近づくのは勝手かもしれないが、今近づかれると困る。かなり困る。
なので・・・。
「財とはこう使うものだ・・・。これがな」
俺の背後から、波紋が3つ出てきて適当な『財』が発射された。
「だから、それは『財』の使い方じゃないだろう?」
「いいんです!」
キャロルのツッコミをあしらい、ウォッチを出す。
リングパーツである、『ウェイクベゼル』を回し、上部のボタン『ライドオンスターター』を押す。
『ジオウ』
そして、ジクウドライバーの左側にウォッチを装填した。
ジクウドライバーのロックを外し、『常磐ソウゴ』と同じ変身ポーズをとる。
「変身!」
ジクウドライバーを反時計回りに回す。
『ライダータイム!カメンライダー ジオウ』
その音声と共に、俺は『仮面ライダージオウ』になった。
「行ける気しかしねぇ!!」
アルビノネフィリムに向かう。
その間に、武器出すか。
『ジカンギレード!ケン!』
専用武装『ジカンギレード』の『ケンモード』でネフィリムの腕を斬る。
なんか、ネフィリムが声にならない叫びをあげたようだが、知らん。
『ジュウ!』
ケンからジュウへと切り替える。
それをネフィリムに向けて放つ。
「こいつも持ってけ!」
放たれた銃弾は、ネフィリムに直撃。効いてる効いてる。
銃を撃ちながら接近し、蹴る。
銃を使用した接近戦をし、ケンモードに再度切り替える。
接近戦を続けるジオウの戦いを見惚れていたセレナは、絶唱を使おうとするが。
「やめておけ」
キャロルに止められる。
「で、でも・・・」
「あの男は、そう簡単にはやられん。何故なら・・・」
キャロルとセレナが話していると、戦いは先へと進み。
ジオウは、新たなウォッチを出す。
「古代の兵器には『古代の戦士』だ!」
『クウガ!』
新たなウォッチ。『クウガライドウォッチ』を左のスロットに差し込む。
『アーマータイム!(アマダムの変身音)クウガ!』
ジオウの背後にクウガアーマーが現れ、それがジオウに装備される。
「笑顔を守るために俺は戦う!」
ジオウクウガアーマーとなり、再びアルビノネフィリムに立ち向かう。
「何故なら、あいつは。『時和 総悟』は『生まれながらの王』なんだからな!」
「生まれながらの・・・王・・・」
キャロルのいう事を聞き、蒼梧を見るセレナ。
「はっ!うおりゃ!」
パンチやキックをお見舞いし、段々と弱っていくネフィリム。
ふらふらになったネフィリム。
「これで、フィニッシュだ!!」
俺は、クウガとジオウのスターターを押し、ベルトを回す。
『マイティタイムブレーク!』
ベルトから音声が聞こえ、構える。
「はぁぁぁぁぁ!!」
両腕を開き、腰を落とす。
そして、敵に向かって走る。
タイミングを見計らって、ジャンプして!!
「うぉりゃあああああああああああああああ!!!」
アルビノネフィリムにマイティキックを撃ち込む。
それをネフィリムは、防御が間に合わず受け、後ろに吹き飛んだ。
「――――!?」
ネフィリムは再び俺を相手にしようとするが。
「!?!?!?!?」
キックを部分に『キック』の文字が浮かび上がる。
そして、そのまま爆発した。
俺は、キャロル達の方を向き。
「ん!」
サムズアップした。
◇
事後処理と言うか、後始末なんだが・・・。
「ありがとうございます。お蔭で助かりました。あと、姉さんとマムを助けていただいて」
「いいよいいよ。気にしないで・・・」(白目)
何故白目かって?
あの後・・・。
・・・
「おい。アルビノネフィリムがバラバラに吹き飛んでいるのだが?」
「本当に申し訳ございません」
キャロルにすごい怒られました。
マイティタイムブレークが余りにも強力だったのか、それともライダーキック自体が強力だったのか、わからないが見事にバラバラでした。
多少なりとも欠片等は残っていて、封印の力が働いたのか欠片状態だが暴走するような何かは感じない。
「全く・・・」
ぶつくさ言いながらフルボトルで欠片を回収するキャロル。
ああ、戻ったらお説教が待っていますね。骨の一、二本は覚悟しよう。もしくは、完徹。
・・・
てな事がありましてね。
かっこよく決めたのに、これですよ。
俺、頑張ったのに・・・。
「それじゃあ、帰るか」
「ソウデスネー」
「っと、その前に」
キャロルは、セレナに空のフルボトルを向けると、銀色の粒子が出てきてボトルの中に装填された。
「って、ちょっと待て!何しているんだお前!!」
「さて、改めて帰るか!!」
「人の話を聞けー!!」
何やってんだこの魔法少女系錬金術師!?
後々の展開に関わらない?!
「いいから早くしろ!」
「・・・お前、ゾーンメモリー持っていたよね?何で俺の『転移』に期待するの?」
俺がそう言うと、キャロルは遠い目をしている。
「・・・気分」
「そうかー、気分かー。って、誤魔化すなー!!」
「わかったわかった。帰ったら教えてやる!だから、早くしろ。助けた奴が目を覚ますぞ!」
それはそれで面倒だから、俺は『転移』使いその場から移動した。
ちなみ、ゾーンメモリーは持っていたが、ロストドライバーを俺しか持っておらず、現在調整をしていた為、使えなかったそうだ。
それを早く言え!
◇
「かくして、セレナ・カデンツァヴナ・イヴの死の運命は、我が魔王と天才錬金術師の手によって回避された。このことが、後の事件に影響を及ぼす事になろうとは・・・。そう、マリアがフィーネを名乗りっと。この先は君たちにはまだ早い」
後書き
主人公名:時和 総悟
見た目:プロトギルガメッシュ(黒髪・瞳はブラウン色)
特典:1、ジクウドライバー 全ライドウォッチ(ジオウⅡ・グランドジオウ・オーマあり トリニティ無し)
2、???
3、???
謎:キャロルを多少なりともオタク化させた映像作品から書籍の出所。
右耳のイヤリングと『財』
次回予告
総悟「始まったぜ。俺達のステージが!」
キャロル「始まったのはいいが、この先続きが作られるだろうか?」
総悟「作ってもらわなければ困る。謎とかあるし、まだまだ出てくるし」
キャロル「それは、この先解明されるが、もしかしたら次回で一つ解明されるかもな!」
総悟「例え、一つ解明されようが、第2第3の謎が!」
キャロル「作者が回収できる範囲でやってほしいな・・・」
総悟「大丈夫だ。問題ない」 (フラグ)
キャロル「 (知らんぞっと)次回は、オレとこいつがチフォージュ・シャトーでいろいろやるぞ」
総悟「次回をお楽しみに!」
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