蛇の祭壇
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第五章
「そこを何かで塞ぎましょう」
「とりあえずはな」
「まずは応急処置をして」
「後でじっくりと修理するか」
「そうしましょう」
「ほなな」
マリーメイアも述べた。
「ここはな」
「まずは祭壇の蛇が出て来るところを応急処置で抑えましょう」
「これからな」
二人で話してだ、そのうえで。
二人は穴はとりあえずは蛇が苦手とする氷を術で出してそれで完全に塞いだ、それから市役所の職員を呼んでだった。
祭壇を完全に修理してもらった、その後はもう残った蛇達を駆除すればいいだけなので簡単に終わった。
そしてだ、その後でだった。二人は市長のところにいって全てを話した、市長はその話を最後まで聞いてから述べた。
「何といいますか」
「蛇の世界から蛇が来ていた」
「祭壇が蛇の世界とつなぐ場所だったのですね」
「それで、です」
「そこが壊れてですね」
「蛇が来ていたのです」
そうなっていたというのだ。
「蛇の世界で」
「そうしたこともありますか」
「そうですね、ほんまに」
どうかとだ、デオリンダは述べた。
「今回のことは色々考えて」
「そうしてでしたね」
「答えを出すまでに時間がかかって」
そうしてというのだ。
「答えを出してから」
「それからもですか」
「大変でした」
「そうしたお仕事でしたか」
「何しろ私は財政家です」
自分の職業から話した。
「戦闘は本分でないので」
「それで、ですか」
「はい、何とかって感じで」
「終えた」
「そう思ってます」
こう市長に話した。
「ほんまに」
「そうですか」
「ですがこれで」
まさにとだ、デオリンダは笑って話した。
「終えたので」
「それで、ですね」
「ほっとしてます」
「それは何よりですね」
市長もデオリンダに応えて笑顔になった、蛇達が駆除されて街は平和になった。そうしてその後でだった。
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