魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
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11部 少女たちの戦いは続く・・・
3章 戦いの果てに・・・
我悪鬼羅刹となりて向かうもの也
「主は鬼人か・・・」
「久しぶりに血が乾いた思いだったよ」
両方の正拳突きがお互いの心臓にめがけてはなっていた。
0.何コンマの世界拳聖レイ・タンドラの放つ正拳より、俺のほうが速かった。
言うだけならそれだけだったのだが、
お互い地獄の鬼みたいに衣服はお互いの返り血を含め、自分の血がべっとりと付き、
たくさんの骨を折っていたし、俺に至っては多分頭蓋骨にひびが入ってたり、
左腕は折られ、右足は複雑に破壊されていた。
不完全な武技言語は破られ、カウンターを食らい、一瞬意識を手放したぐらいだ。
それほどまでに拳聖レイ・タランドの意志力は俺が知る限りでもずば抜けていた。
俺が使用できる技術もさんざん無力化されたりもしたが、最後までたっていたのは俺だった。
「年が若い分。俺のほうが体力があったな」
「おぬしが初めっからあの動きをすれば、こうも苦戦しなかったはずじゃよ」
動きながらの武技言語に俺の歩法刹那を使用しての超高速の正拳突き
それが完全なる覇王拳最後まで頼りになるのはずっと使用した技術だった。
「その身体で行くのか・・・」
「さすがに頭蓋骨のひびは直すけど、これぐらいの方がいい」
「出来るのなら、殺さぬようにな」
「あぁ」
俺は瞬間移動でなのはとヴィヴィオ舞台会場に戻った。
怪我とかはカモフラージュしてから通路を歩いていた
向こうにフェイトがなのはとヴィヴィオの健闘を多立てた瞬間
俺は絶っていた気配を外し、一気に殺気をなのはとフェイト、そしてヴィヴィオに向ける。
その瞬間フェイトはなのはとヴィヴィオを護る様に振り向きざまいつでも戦える体制で振り返った。
「あ・・・綾」
「早いな、もう少し遅かったら襲えたのに」
「綾ちゃん?」
「やはり・・・負けたみたいだなぁ」
「う・・・うん」
「そして俺の挑戦権を得たぞ、ヴィヴィオ
俺も1戦交えてきたぞ、いつやるんだ、いつでもいいぞ!」
「え」
ヴィヴィオはなのはとフェイト、俺を交互に見て戸惑いを感じていた瞬間
俺の背後から声が聞こえた。
「ヴィヴィオさんとヴィヴィオさんのお母様たちに何をするんですか~」
襲ってるように感じたんだろう気配でもわかる
チームナカジマとインターミドルで知り合った面々も来ていたがいち早く動いたのは、アインハルトだった。
俺はそのまま受けながら、アインハルトの顔をアイアンクローしながら地面にたたきつけ、地面に一瞬バウンドした瞬間アインハルトの腹部を下から蹴り上げ天井にぶつけた。
「正当防衛だ!」
「てんめぇ」
番長が駆け寄ろうとした瞬間ヴィヴィオの声が響いた。
「皆さんやめてください、そして綾おねえちゃん。これはどういうことですか?
アインハルトさんは関係ないはずです」
「何寝ぼけたことを、襲ってきたのはアインハルトだろうが、
ただ軽くつかんで、変哲もないキック一発でのされて何が覇王だ
恥を知れ!」
「綾おねえちゃん!」
「ヴィヴィオてめえが望んだんだ、
そしてお前はなのはを倒した
約束守ってなんで怒ってるんだ!」
「あ・・・綾ちゃん・・・また無茶を」
俺は気絶しているアインハルトを蹴り、ジークに蹴り飛ばした。
「俺に襲ってくるつもりなら、命を懸けろ!小娘ども」
「「綾 (ちゃん)やめて!」
なのはとフェイト両方の声が聞こえるが知ったことはない
「ヴィヴィオいつやるんだ!これがお前が望んだ
破壊者 綾だ!、この場でもいつでもいいぞ」
「な・・・なら。数時間後場所が」
「そうだな・・・ならお前がアインハルトと戦った埠頭で」
「うん、綾おねえちゃん、もうひどいことはやめて」
「襲ってこない限りな!攻撃に反射で動く癖がついてるからなぁ」
「数時間以内に回復して完全な状態で行くよ」
「楽しみにしてる」
「綾ちゃん」
「無茶はしないから」
俺がその場を立ち去ろうとした瞬間、俺の前に立ちふさがったのは2人の少女だった。
一人は戦うすべもなくでもチームの栄養面やスケジュールなどの管理もビシってやってくれそうないなくてはならない要の一人ユミナ
もう一人は、数時間前まで眠っていた古代ベルガの王イクスだった。
「あ・・・あの・・・そのお体で戦うのはお勧めできませんが・・・」
「綾・・・その身体で行くのはダメだよ。きちんと治さないと」
「パッと見ただけで気づかれるなんて俺もまだまだだな、
俺のことより周囲のフォローを頼むな」
俺はそのまま真ん中を通り、背中越しに手を挙げて
「待ってるな」
そう言って俺は現場に向かった。
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