ヘタリア学園
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第七千九百七十二話 人類の歴史で一番忙しい時
第七千九百七十二話 人類の歴史で一番忙しい時
一九九九年七月、モナコは結局何も起こらなかったこの時のことについてフランスに某漫画のことから尋ねました。
「人類が何回も滅亡していたが」
「それがだよな」
「何もなかったことはよかったが」
それでもというのです。
「人類滅亡マニアの思考は凄いな」
「ちょっと有り得ないだろ」
「うむ、まさに狂人の世界だ」
それこそというのです。
「滅亡は一回だけだ」
「そこで滅亡するからな」
「そこを何度もだからな」
「何しろ次の話は完全に忘れ去ってるからな」
「凄まじい思考回路だ」
「だから余計に凄いんだよ」
フランスも否定しません。
「連載中七月どれだけ忙しいんだよってな」
「突っ込まれていたな」
「ああ、そんなのだったからな」
フランスも呆れた口調です。
結局何も起こらなかったですがそれでも一九九九年七月人類は何度も滅亡する予定でした。某漫画の主張によりますと。モナコもフランスも今それは絶対に有り得ないと言い切っています。滅亡は一回で何もかもが終わるからです。
第七千九百七十二話 完
2019・8・28
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