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ヘタリア学園

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第七千九百三十話  嫌なことがあっても

第七千九百三十話  嫌なことがあっても
「今回の皆さんもそうですが」
「嫌なことがあったら忘れることだぞ」
「お酒でも飲んである」
「それが解決法なん?」
 ポーランドは日米中三国の言葉にどうかというお顔で聞き返しました。
「それになってないしーー」
「あの、それなら」
 そもそもと言ったのはスロバキアでした。
「俺達委員長の騒動の度に飲まないといけないのかな」
「そこは気にしないで下さい」
 日本は無表情で返しました。
「関わらないといいので」
「けれど委員長は自分から来るタイプだよね」
「ご自身の都合で」
「じゃあどうしようもないじゃない」
「だからその後で飲むんだぞ」
「慣れないうちはそれでいいある」
 アメリカも中国も動じている気配はありません。
「少なくとも太平洋の国々は慣れているある」
「こんなことで気絶も爆発もしないぞ」
「全然解決案になってねえぞ」
 フランスがうんざりして言いました、それでホワイト国除外の件で言ってきたらフランスも飲んで忘れようと内心思っていました。


第七千九百三十話   完


               2019・8・7


 
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