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ヘタリア学園

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第七千九百二十七話  太平洋の常識は

第七千九百二十七話  太平洋の常識は
 イギリスが苦りきったお顔で言いました。
「言っておくけれどな」
「はい、何でしょうか」
「今回のことかい?」
「それともこれからのことあるか」
「両方だよ」
 こう日米中に返しました。
「こんなことで詐欺罪とかこっちじゃ超常現象だしな」
「イギリスさん達に私のことを言うこともですね」
「そうだよ、優遇されなくて文句言うのもあれだしな」
 日本に対しては特に言いました。
「あっちじゃ開戦寸前だろ」
「そうした雰囲気です」
「それで他の国に言うのもな」
「書類が通ればです」
 それでというのです。
「そのまま取引は出来ます」
「それだけのことだろ」
「はい、要するに」
「それでどうしてそこまでの騒ぎになるんだよ」
「そのことも超常現象レベルですか」
 欧州の基準ではそうなるというのです、イギリスも他の欧州の国もこれから韓国が自分達に言ってくると思うと暗澹となるのでした。


第七千九百二十七話   完


                   2019・8・6
 
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