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ヘタリア学園

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第七千九百七話  あれは誰だ

第七千九百七話  あれは誰だ
 また群馬県の山の方に行った日本とベトナムですが今回は群馬も一緒です。流石に本人のことだけあって。
 群馬のガイドは見事です、それでベトナムも言いました。
「見事だな」
「有り難うございます」
「まさに群馬のことは著名人まで知っているな」
「あと地元の企業のことも」
 こちらもというのです。
「知っていますからね」
「群馬県のことならなら」
「はい、何でも」
 それこそというのです。
「知っています」
「それは何よりだな」
「はい、ではこの山のことも案内させてもらいます」
 こう言って案内するのですが。
 ふとです、一行は山の中を走る道の端に変わった人達を見ました。その人達はどんな人達かといいますと。
 膝の辺りまで白い円錐形のものを被っています、そうして縦一列になって歩いています。
 その人達を見てです、ベトナムは群馬に尋ねました。
「誰だ、あれは」
「えっ、あれは」
「何でしょうか」
 群馬だけでなく日本も言いました、その人達を見て。


第七千九百七話   完


                 2019・7・26
 
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