ヘタリア学園
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第七千八百五十三話 七国の時と違って
第七千八百五十三話 七国の時と違って
大阪に世界の主要国が集まっています、その中には勿論イタリア達もいるのですが。
イタリアはドイツに寂しそうに言いました。
「ドイツの上司の人は結構注目されているけれど」
「健康不安でな」
「いい意味じゃないしね」
「どうもこの会議で俺達の影は薄い」
ドイツはまさにこのことを指摘しました。
「どうもな」
「サミットの時と違ってね」
「むしろ最近はこちらがサミットか」
「重点が移ってきているんだね」
「目立つのは四国だ」
G20ではというのです。
「日本とアメリカ、中国にだ」
「ロシアだね」
「特に今回はアメリカの上司の人と中国の上司の人が注目されている」
「貿易のことでね」
「その間に日本の上司の人も入るしな」
「それで俺達はというと」
「この通りだ」
見れば取材陣もドイツ達の周りにはあまりいません。
G20はこうした会議みたいです、欧州各国にとっては存在感がどうしても薄くなってしまうものみたいです。
第七千八百五十三話 完
2019・6・29
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