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ヘタリア学園

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第七千八百二十四話  名ソプラノも

第七千八百二十四話  名ソプラノも
 オーストラリアは日本と歌劇を鑑賞しました、ヴェルディの椿姫ですがここで日本はオーストラリアに言いました。
「これはアメリカさんの来日公演でしたが」
「アメリカでごわすか」
「メトロポリタン歌劇場の。そこで椿姫が上演されていて」
「ああ、ジョーン=サザーランドさんが来日したでごわすな」
「あの人は」
「そうでごわす、おいどんが誇る名ソプラノでごわす」
 二十世紀の名ソプラノの一人です。
「あの人が歌ったでごわすな」
「私のところにはキリ=テ=カナワさんがよく来られましたが」
「その人はニュージーランドの歌手でごわす」
「そうですね」
「それでもでごわすな」
「サザーランドさんはオーストラリアさんの歌手で」
「この歌劇場にも縁があるでごわすな」
 オーストラリアの歌手としてです。
「それで日本も名前を挙げたでごわすな」
「はい、背の高い方でしたね」
「穏やかで家庭的な人だったでごわすよ」
「刺繍がお好きでしたね」
 二人でこの人のこともお話しました、この人の歌は多くはご主人が指揮しているCDで残されています。どれも名唱です。


第七千八百二十四話   完


               2019・6・14 
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